*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  


ブエノスアイレスからウシュアイア 南極へ行くまで
http://Pig-Cow2007/archive/200802

ブログ引越し準備
http://Pig-Cow2007/archive/200803

2007年2月からアップしていた「はてな」ブログの画像容量がいっぱいになったので、2008年3月から装いも新たにブログを引っ越しました。
アップロード速度も早そうで、サクサク(死語?)写真が載せられそうです。

2007年の旅日記はこちらからご覧頂けますhttp://d.hatena.ne.jp/Pig-Cow2007/



            祝! 移転    



ウシュアイアは強風で傾いた木が有名であるが。。。



こんな盆栽発見。(ウシュアイア博物館の展示でのひとこま)



まさかウシュアイアで盆栽展があるとは思わなかった。「BONSAI」は今やSUSHI,TEMPURA同様世界レベル。


   ブログを引っ越しました  
2007年のブログは 3月1日の日記から飛んで戻れます 下から順に読んでくらはい 牛美



アパートホテルに移動して 日々の暮らしはすっかり「日常」になった。
起床7時半(頃)、奴豚は走りに行き、牛美はヨガして朝食。

昼、夕食は軽くではあるが 料理は楽しく 牛美はキッチンにいる時間が多い。
ネットしたり散歩したり、近所のスーパーへ買い物といった フツーの生活。

たまには観光しませう ということで 四駆の一日ツアーに参加した。

オフロードを駆け抜け ビーバーの巣を探し 湖畔で豪快にバーベキュー カヤックを楽しみ ハスキー犬を撫でるというツアーで220ペソ也(約7千円)。我々にとってツアーの目玉はハスキーの子犬に会えるというその一点に限られていたので、この値段、高くないかい?とは思ったのだが。。。ま、仕方ない。

朝からやけにテンションの高いスペイン語圏のツアー客と同乗して郊外の湖を目指す。四駆でないと行けない、というか 何も四駆で行かなくても、という湖畔をガタンゴトン走る。



アルゼンチンの主食は 肉 です




カヤックは ほんの短時間のみ。。。



あぁぁぁ!!! 言葉に出来ない。。。この愛らしさ。。。(シワシワの笑み)



メロメロです



結局この為だけに220ペソ Priceless!

         ブログを引っ越しました 
2007年のブログは 3月1日の日記から飛んで戻れます 下から順に読んでくらはい 牛美



Tierra del Fuego National Park (国立公園)

グアナコ山 973m

昨年 日本を出てから山らしい山に登っていなかったので嬉しいひととき



標高は低いがすでに森林限界を越えて高山植物が見られる山の中腹と頂上付近は岩ばかり


持参したサンドイッチと果物を食べてのんびり下ってきた。
マラソンはこの国立公園内からスタートするのでコースの下見も兼ねて。


ここ数日 やたらと日本人とすれ違う。本日の国立公園内でも、下山して立ち寄った駐車場が富士山の五合目かと思ったくらいだ。
町中も日本の地方都市か?というほど大勢いらっしゃる。なんだ?大型ツアーか?と思っていたら、港にPeaceBoatという名前の大型客船が入港していた。~な~るほどね。。1487人の定員全員がウシュアイアの町に繰り出したら小さな町だもの、そりゃどこもかしこも日本人で溢れるってことですわね。



          ブログを引っ越しました  
2007年のブログは 3月1日の日記から飛んで戻れます 下から順に読んでくらはい 牛美




自画自賛のホームクッキング



旅に出ると何でも自分で手作りするようになる。持ち物や料理も納得がいくものが欲しければ結局自分で作った方が良いことに気付く(時もある)

アルゼンチン人は香辛料が嫌いのようである。辛いものが苦手で料理の味付けはどれも簡単な塩味。肉も塩つけて焼くだけで焼き肉ソースもタレもないし、ウシュアイアにはインド料理店も中華も日本食店もない!(私が知らないだけだろうか。。。)かろうじてスーパーには醤油があってホッとする。


先日はカレーライスを作ってみた。ハウス(S&Bでもいいですけど。。)のルーなんてもんないからカレー粉から作る。だがそのカレー粉がちっとも辛くないんだから まいったなぁ。。真っ赤っ赤に入れても辛くなかった。。。 でも旨く出来たので 拍手! パエリヤも作った。



小麦粉が大量にあるので、本日はピザを作った。生地から手作り。なかなかの出来である。  旨ぁ!      
  

ふふん!と偉そうにキッチンで胸はってる牛美をご想像下され。



明朝はホットケーキを作る。餃子の皮も作ろう。。。と想像力は果てしなく広がって行く。料理は楽し。
そうそう!今日、冷凍の魚が手に入ったので明晩は魚を焼いて醤油で食べよう!



東京に居た時は時間をお金で買っているような暮らしだった。手間暇かけるより、買った方が安かったりもした。旅に出て不便な場所に暮らすと「探してなけりゃ、作りまっせ」と言う気になる。時間は沢山あるからね。





 ブログ引っ越してます(すでにご存知の方にはしつこくてすみません)     2007年から南極編までは こちらをご覧下さい



           奴豚のフルマラソンまであと一週間


名古屋マラソンでの高橋尚子 失速のニュースを読んだところだ。準備不足が話題になっていたが。。。
奴豚は長距離の練習をする時間はもうないようで、南極から戻って2時間半のランニングを一本行ったきり。本人かなりの不安があるようで そろそろカリカリしてきた。あ~ぁ やだなぁ~、ちょっとの事でもすぐむくれる。フルマラソン前は 触らぬ豚にたたりなし なんですわ。  牛美は黙って(これがなかなか難しい。。。)飯炊きに精を出す。。。

汚い話ですまぬが、おとといまた足の爪が剥がれた。これで通算3本目。
ホノルルマラソンの置き土産でこれで多分痛めた分、全部剥がれ終わったと思う。42.195kmの代償に足の爪3本ね。自然に剥がれるまで放置プレイしていたので時間がかかってしまった。愛着があるのでポイッと捨てられずにキープ中。



汚くてすんまそん。。(水虫ないです。。。)


牛美の次のマラソンは5月のトロントです! 
10kmだけですが。数日前からジョギング再開しました。

ブログ引っ越してます。よろしかったら過去のブログもご覧下さい



ウシュアイアに来てから一ヶ月経過

かねてからお訪ねしたいと思っていた場所があった。。。が、用事もないのにノコノコ訪ねるには気が引けて、、、 やっとその機会あって ジョギングがてら寄らせていただいた。




正月に日本のテレビ番組の取材で登場されていたそうであるが 上野さんは穏やかな方でお元気でした。ちなみにその時の取材陣は現在我々が泊まっているアパートに滞在していたそうだ。(とアパートの管理人のアリシアが言っていた)
  洋子殿、お訪ねしてきたよ~~!


ご存知ない方に:ウシュアイアを目指すバックパッカーの間では、知らない人はいないであろうほど今や有名な宿。ウシュアイアでもピカイチ甘え上手なトゥルーチャという名のワンちゃんがいて、いつもバックパッカーでいっぱいの温かい宿。

思ったより細めのトゥルーチャ



ブログ引っ越しました。過去の日記はこちらから



ウシュアイア夏もそろそろ終わりだろうか。。。 天気の優れない日が増えて来た。マラソン当日も寒そうだなぁ。。。応援する人はさらに寒いのじゃ。
朝も太陽の力が弱く パキッと目覚められずにずるずる寝坊。
日中も部屋でだらだら読書スペイン語の勉強もちょろっとしている。(あれ とか これ とか言える程度)

日本から持参した文庫本は村上春樹編訳スコットフィッツジェラルドの短編集(村上氏ファンなんで)と新版「百人一首」(旅の間に全部暗記する予定)。すでに年期の入って来た「地球の歩き方南米編」。ブエノスアイレスのホステルから拝借してきた宮沢賢治の「注文の多い料理店」これが素晴らしかった!今まできちんと宮沢賢治著を読んだ事なかった私だが このウシュアイアの地で読むにはベストチョイスだったと自負する。

大自然の中で賢治の童話集を読んでいると『どの一遍を読んでも、たちまち胸に透明な懐かしさが溢れてほとんど涙がこぼれそうになる』と井上ひさし氏があとがきに書いていたそのものの気持ちになる。


ウシュアイアの自然は40数年前に私が生まれ育った環境に似ている気がする。山こそなかったが土ぼこりの道、風に揺れる野の草花、澄んだどぶ川、野良犬達、人の優しさ、虹と柔らかな光、あの頃の東京はこんなだったと思い出させる場所。初めてなのに懐かしい。。。




今まで載せられなかった、これぞウシュアイアという画像をいくつか。。
   

 


ビーグル水道近辺の島に迷い込んでいた王様ペンギン、見られるのは珍しい。英国紳士みたいだ。



 

南極大陸のビザ。ペンギンだよ。













        しつこいようですが、、、以前のブログはこちらだす




明日は奴豚のウシュアイアマラソン だす!

ゼッケンピックアップに行った。なんと小規模。
 


手書きだし。。。


今年の参加者は200人程度とのこと
。昨年は300人だったそうだ。今年第5回目の開催。町には何の案内も出てないし、トレーニングしてる人も大して見かけなかったし、とってもおごそかな前夜である。一応パスタパーティーがあるそうで奴豚は出掛けて行きました。とさ。。。

明日から冬時間に戻るので時間が1時間ずれる。そんなこと知らんかった。。。 危うく集合時間フライングする所であった。





          2007年のブログはここをクリック 


ウシュアイアに来て初めて星を見た今朝、快晴!マラソン日和!


 明けゆくウシュアイアの町並み



集合場所からバスで国立公園のスタート地点まで。ランナーしか乗れない。
             
    。。。ので、朝日を浴びながら牛美は一旦アパートへ戻る

                          



その頃 奴豚は。。。

スタートまで1時間弱もあったそうで国道3号線の始点(或いは終点:アラスカまで続いている道)近辺で記念撮影したり、ランナー同士撮り合ったりと和気あいあいムード。


 

2月に泊まったB&Bのご主人 B&B Los NotrosB&B Info






国立公園内は砂利道。




トップランナー達
      
走る人の笑顔は美しいと思う。。。


そして奴豚登場
   

沿道の応援は少なく。。。ちょいと寂しい。。。
スタッフもほとんどいないので、牛美は曲がり角でコースのガイド役。

フィニッシュラインは盛り上がってました!




お疲れ奴豚。ゆっくりお休み。
明日は美味いもの食べに行こう。



            過去ブログはここからどうぞ 



一夜明けて筋肉痛の足を引きずり奴豚は近所のランドリーへ。牛美は町外れの大型スーパー「カルフール」へ。近所のスーパーでは手に入らないある物を買いに行く。




                 あるもの  

            


ウシュアイアではある意味日本人にとってカップ麺は特別待遇である。ほとんど涙もの。



明後日6時にエルカラファテ行きの長距離バスに乗る。18時間のバスの移動。
カラファテではフィッツロイ山でキャンプする予定。カップ麺の食事を想定。(ヤワなもんで。。。)パタゴニアの大自然の中で食べるカップ麺も格別かと。。。


話は変わるが ウシュアイアで日本の「島唄」が人気である。ポップ風にアレンジされていたりと。。。 さっそく J-WID (JASRAC検索エンジン)で調べてみた。スペイン語バージョンまである。なるほどねぇ。。 と感心する午後。

   南極にご興味のある方過去ブログをご参照下さい



   明朝エルカラファテへ移動するので本日は荷造りと整理整頓。

   ウシュアイアに1ヶ月以上も滞在したのだから多少なりとも情報発信をしておこうと思う。  (興味のない方はすっ飛ばして読んでね。)


ウシュアイアへ行こう!

    と思う人は多分南極クルーズも視野に入れていると思うので両方について。




足:

我々はブエノスアイレスからLAN航空で来た。チケットはネットで買った。日によって値段が違うので検索の価値あり。クレジットカードで購入しても、オフィスへ出向いて確認することをオススメする。リコンファームもするべし。

宿:

シーズン中は込み合うので 到着時間によっては事前予約が望ましいが、観光局が空いている時間であれば、なんとかその日のベッドは確保可能だと思う。上野山荘はいつも混んでいるのと町の中心から離れているので、事前に空き情報を得た方がいいだろう。(我々は泊まらなかったが。。。)
ホステル数も種類も多い。数日ならドミでもB&B、ホテルでも。長期ならアパートホテルは長い目で見て特だと思う。食材は安い。外食するより自炊すると長期滞在の場合結局安くつくし、なにより自由が良い。
宿情報は観光局にリストあり。我々は歩いて一軒一軒見て回って決めた。
『地球の歩き方』2008年版の値段に20%程度上乗せして考慮したほうが良いと思う。物価は上がっている。




レストラン:

St.Martin通りに集中している。よく通ったのはTanteSara(地球の歩き方にも載っている)サラダがオススメ。2軒あり、Cafe Barとカフェテリアがある。どちらも○。Chichos、Moustacchioはオススメのレストラン。肉以外にもメニューがある。サービスも○。食べ放題の店は4軒。東側にある中華オーナーの店は焼きそばと焼き飯がある!値段も安い。が、興奮して取りすぎないように。。ここでは存在自体に敬意を払い味がど~のこ~の言うべきではない。
特別な夜にはグレーシアのリフトへ行く途中にあるホテルのフレンチレストランがいいらしい。現地の美人姉妹が「それほど高くないし雰囲気抜群よ」と薦めてくれた。

サッポロ一番とカップ麺は西側のスーパー「カルフール」で入手可能。



南極クルーズ:

日程が合うか問題だが、ここでならラストミニッツクルーズは必ず確保出来ると思う。シーズン末に向う程(3月末~4月初)値段は高くなるようだ。本日の情報だと、3月26日出発に空きがあり4660ドルで売りに出ている。10日間のクルーズ。代理店によってはクレジットカードの手数料を取る所もあるようなので注意。Ushuaia Tourismoは手数料取らず、長靴とズボンも無料で貸してくれる。帽子/手袋は自前。必須アイテム。
クレジットカードの利用可能額を事前にチェックしておくべし。我々は出国前に限度額を引き上げておいた。
酔い止めは船内で貰えるので買う必要なかった。。。


保険:

昨年の事故の影響か保険に入るのが必須というツアーもある。クルーズ会社によって違うので比較されるがよし。我々は自主的に保険に入った。ネットで購入。LonelyPlanetで紹介されているらしいがNormad Travel Insuranceはアドベンチャー派に最適。通常保証されないスカイダイビングやパラグライダーも含まれる。詳細はネットで検索願いたい。値段も安い。我々は1年間の旅行保険で1人7万円也。


ネット事情:

世界の果てにしては ネット事情は良い。ノート持参派ならカフェでお茶二杯も飲めば2時間は粘っていられる。ネット屋も多い。日本語が書ける店がどこかは利用しなかったので不明。

http://ajaxime.chasen.org/


思いついた時点で情報追加します。








 
  やれやれ  ネット環境が改善されましたので写真アップします




3月19日 

ウシュアイアを6時にバスで発ち
羊共々フェリーに乗り  途中でこんなランチも出て....


終日土砂降りの中を、途中チリに入/出国、またアルゼンチンへ入国、と 2国間を縫って、バスを乗り継ぎ、カラファテ着は夜中の12時半。パスポートのスタンプが四個増える。。。この調子だとすぐにページが埋まってしまいそうだ。これでアルゼンチンの滞在期間が新たに90日延長された。
ホステルに着くなりぐったりと寝る。バスは快適だったが流石に疲れた。。。




3月20日 カラファテ1日目。

快晴。カラファテには数日滞在予定。

ここを拠点にペリトモレノとウプサラという氷河の観光と近郊の村エルチャルテンでフィッツロイ山のトレッキング、チリのパイネ国立公園のトレッキングを計画しているのでキャンプ用具のレンタル代やら各所への足と宿(キャンプサイト)の検索をする。

ウシュアイアと比べて、町のサイズは小さいがとても観光地的。


英語も通じるし、主産業が観光だけあり、設備や建物が綺麗なのに驚く。町の中心なんてまるで軽井沢的である。丁度5連休中でローカルの避暑地として賑わっている。

町を散策。スーパーへ行き、かねてから連絡を取っていたフジ旅館さんを訪ねる。しばし島藤ご夫婦とコーヒーと羊羹をごちそうになりながら話をする。混んでいて宿泊は無理そうだと理解する。。。残念。。。

管理人に興味があるので詳細をお伺いしたかったが、またの機会にする。
ブエノスアイレスの方もやらない?とお誘いいただきちょっとその気になっている二人である。。。





3月21日 カラファテ2日目。

さっそく氷河観光。310ペソ+入園料40ペソ。(US$110也)
アイゼンを装着して氷河上を歩くツアー。百聞は一見にしかず。

      

 
目の当たりにするペリトモレノ氷河の大きさと崩落音の迫力が素晴らしい。

(是非拡大でご覧あれ)

氷の上をガシガシ歩くのは楽しく時間のたつのが早い。


ツアーの終わりに氷河の氷でオンザロックを頂く楽しい一日であった。おかわりをおねだりしたのは我々二人だけであった。。。(ずうずうしい二人だ) 











3月22日 カラファテ3日目。

キャンプ用具のレンタルショップのはしご。値段交渉。
湖でピクニック。湖というより干潟。バードウォッチングが出来るとのことで入園料2ペソを取るのだが、季節的に増水していて散策路の半分が沈んでいると 嬉しそうに入口のセニョ~ラが言う。地図上に「ここからここは駄目、ここも駄目でこの先も駄目ね」って地図が×印で黒くなる。。。「意味ないじゃん? じゃ、マケテよ」と軽く交渉すると、セニョ~ラはやる気なさそうに「そうね」。。。と、簡単に交渉成立。2ペソを値切ってどうするんだ、我々?(70円也)



町のワン達(シンクロする二人)


その後、カフェでネットしながらコーヒーブレイク、だが速度は遅過ぎてかろうじてニュースが読める程度。ブログのアップは不可能だった。
宿に戻って自炊。奴豚がパスタとステーキを作り、宿の客達と情報交換。南極クルーズで一緒だったラルフ君と再会して、パイネ公園の最新情報をゲットする。彼は奴豚が南極でグアノマンになってしまった際に(南極グアノマン顛末はこちら)ただひとり ブラシでグアノを洗い落とすのを手伝ってくれた心優しい青年である。



3月23日 カラファテ4日目。

氷河ツアー別バージョン。8時間もフェリーに乗って3つの違う氷河を見に行くのだが、なんせ長過ぎてだれる。。。 往復のバスを入れると10時間のツアー。200ドル勿体無かった。。。失敗。少々脱力。
綺麗なんだけど。。。        

値段、高すぎだよ。。。










3月24日 エルチャルテンへ移動

早朝、バスで北に位置する小さな村へ行く。
グアナコの子供


1985年に出来た新しい村。国立公園内にあり人口たったの200人。
フィッツロイ山のトレッキングの為だけに存在するような場所。

近辺の国立公園がどこも高い入園料を取るのに、ここだけは「自然は皆のもの。誰でも自由にお入りなさい」という素晴らしい主義を通している。皆でこの自然を保護して行こう というだけありゴミのリサイクルルールも徹底している。ビニール袋なんてものは存在しない。瓶ビールを買ったら瓶は返却せねばならない。トイレに紙を流してはいけない。その代わり素晴らしい恩恵がある。山の水はどこでも飲める。最高に旨い水である!!! 冷たくて味があって、美味しい自然の水なんて とても久しぶりである。

午後さっそくトレッキングへ。




5時間の軽いコースのはずが、途中でルート変更して 延々8時間も歩くはめになる。向こう見ずな二人。

綺麗な夕焼け~、、とか余裕こいてる暇はない。



あせって早足。ずんずん進んでもぜんぜん村に着かない。。。日がとっぷり暮れて頼りない懐中電灯の明かりの電池を出来るだけセーブしながら、足下怪しく、怪我しない様に注意しながらゆっくり進んでいたら空には満天の星。。(『天の川が綺麗ね』 なんて言ってる場合か?) おいおい、遭難だけはさけたいよね。。。と思いつつも 先に進むしかないので文句も言わずひたすら歩く。無事、宿に戻ったのは21時半でした。ホント疲れたッス。


奴豚がずっと「ココに石段あり、ここに木の幹あり、ココは左に回り込んで。。。」などと暗くて足下の怪しい牛美に言い続けてくれる。ご苦労さん。



3月25日 エルチャルテン2日目。

早朝からフィッツロイ山直下の湖まで7時間のトレッキング

昨夜 暗がりの中戻って来た道を登る。よくまぁこんなとこ下りて来たね、という程、段差ばかりの道であった。感心しながら昨夜の半分以下の時間でとっとと登ってしまう。まばゆい日の光の中の景色もまた素晴らしい。(星明かりもかなり綺麗だったけど。。。)

険しい岩山。青い空。こんな景色は形容のしようがないので写真見てくらはい。

  (是非拡大で。。。)

トレッキング中に、また南極ツアーで一緒だったラルフ君と遭遇。ボロボロのシューズが彼の旅の全てを語っていた。。。




3月26日 チャルテンからカラファテに戻る

牛美の誕生日。   もうすぐ半世紀。。。


カラファテに戻って夕飯はレストランへ行こうという手筈。

寿司でも食べたいところだが、奴豚が郷に入れば郷に従えと言うので 仕方なく羊肉。。。サラダ食べ放題が嬉しい。目が欲しくてもすぐに腹は一杯という年になってしまったなぁ、、と思う。もう別腹も存在しないし。。。美味しい物をすこ~しだけ、という大人の領域か??? (って、充分大人だけどね)


誕生日祝いのメールを下さった皆々皆様、ありがとね~~~!!! (桑田さん風にね)そして心で思って下さった皆々様も ありがとね~~~!! ご無沙汰してすみません。。。


4月4日に飛行機でブエノスアイレスに移動しました。
暑いです。。。人、多いです。。。 スモッグ凄いです。。。

でもなんだか都会で、ちょっと浮かれちゃいそうです。

先週行ったチリのパイネ国立公園の模様はこれからアップします。
パイネでお会いした「コーヘイさん」、メルアド違うようでメールが戻って来てしまいました。もしブログをご覧になったらご連絡下さい。
ビール飲みに行きませう!!





近頃 取得が難しくなったと噂の。。。

ブエノスアイレスに於けるブラジルのビザ取得について

          2008年4月7日付の超最新情報





問題なく3ヶ月のビザを取る方法



ブラジル領事館へ行きます(場所は「歩き方」でもネットからでも検索可能)
受付は10時からなので早めの到着が望ましい。

必要書類が全て揃っていれば まよわずオフィス内に設置のパソコン画面に必要事項を入力。終了したら窓口へ。

担当者から必要書類の説明があるので その場で提出。
書類に何の問題もなければ その場でビザ代支払い用の請求書の紙切れを貰えるので その足で数ブロック先の指定された銀行で支払い 領収書を貰う。

ビザは3working days後に受け取り可能。月曜に受付の場合は木曜の12時、水曜に受付の場合は翌月曜。
90日有効のマルチプルエントリービザは発給から90日以内に入国せねばならず、入国日から90日の滞在が可能。延長はブラジル国内に於いて可能。




必要書類とはパスポート、パスポートサイズ写真1枚、往復の航空券(コピーでも可)、クレジットカードのコピー、銀行の残高証明 最新の2ヶ月分並び昨日の日付の残高が記載されている紙、明細書に名前が記載されていない場合はキャッシュカードをコピーして添付。
残高によってビザの期間が違う。十万円程度だと1ヶ月のみ、残高が多い方が3ヶ月ビザが取得し易い。

以上の書類があれば怖いものなし。黄熱病予防接種の証明は必要なかった。

尚、ブラジル滞在先住所は きっちり聞かれるので 必ずホテルの名前、住所、電話番号は控えて行こう。

以上の書類は全て英語で揃える事。



ビザ値段が4月7日から値上がりした!!! (ついてない私。。。)
191.25ペソである。 担当者が間違えて古い金額の請求をくれ(166.25ペソ)後から連絡が来て、わざわざタクシーで差額を払いに行くという二度手間でタクシー代が二倍かかってしまった。。。




というわけで 木曜昼にビザを受け取ったら その足でトロントへ飛びます!!








ブエノスアイレスでの目的だったブラジルビザが予想していたよりも早く取れたので さっさとカナダへ移動することにしました。

(こちらの時間)10日の夜便でトロントへ向けて移動します。

次のブログは北米からです。 旅は続きます。。。





1時間のディレイ。

23時に離陸したアリタリア機は13時間30分でさほど揺れる事もなくブエノスアイレスへ。

眠れるかと思ったが駄目であった。酒もフリーだったが自粛して食前に白ワイン、夕食に赤ワインといずれもグラス一杯ずつ、上品に


嬉しかったのは機内映画で 今まで見たいと思いながらも見逃していた作品が一挙に見れてしまった事だ。
立て続けに四本。
まずは「テルマエ・ロマエ… 笑わしてもらった。隣では奴豚が手を叩いて笑っていた。

次に「インタッチャブル」(邦題: 最強の二人) フランスで昨年公開され爆発的ヒットになった作品である。日本でも近日上映予定のはずだ。男優二人がとても良かった。

三本目「 ALWAYS 三丁目の夕日'64」涙腺が緩んで鼻水垂らしながら見た。ちょっとわざとらしさが耳についたのだが 家族の話には弱いのだ、機内が暗くて良かった。

流石に目が疲れてきた四作目は「ハンガーゲーム」これってバトルロワイアルのリメイクなのか? 青少年はこれを映画と割り切って見てくれていることを願う。
ちょっと休んで五本目に行こうと思ったが流石に目がショボショボになったのでこれにて打ち止め。



9月12日。現地時間7時、すんなり入国審査を抜け 銀行へ寄り、到着ホールに出ると約束通りアパートの管理会社のJ氏が待っていてくれた。まぁ送迎費払っているのだから当たり前だが、タクシーの客引きと交渉しなくて良いのは気楽だ。

朝の気温13度。涼しく清々しい。
街へ向かって走っているうち暖かくなる。日中は20度を超えるらしい。

今 ブエノスアイレスは春である。南半球は季節が逆なので これから夏へと向かう。クリスマスは夏休みってわけだ。

マンスリー契約のアパートへ着き物件を確認。ワンベッドルームのアパートにプールとジムがついている。まぁまだ泳ぐには寒すぎるが。。


ネットの接続状況を確認して支払いを済ました途端に停電である。

マンションのビルだけかと思ったら近所も停電。おおそうだったと思い出す。アルゼンチンは停電多かったっけね。



       

アパートの掃除は実に適当でゴミや埃が隅に溜まっているし食器類も薄汚れているので、最初にしたことはそれらを綺麗にすることだった。
南米だからね、細かい事は目をつぶろう。




2007年に来た時と比べると物価は倍になったようだ。
当時は100ペソ紙幣は高額過ぎて受け取って貰えなかった。今回は飛ぶように出て行く…
外食も倍だな。驚くなぁ~~。庶民の収入も倍になったのかなぁ…。

銀行のATMでキャッシュを引き出すと18%も手数料取られるの痛い。

治安は良い。以前のように警官を見かけない。のんびりしたもんだ。
朝のランニングも平和。治安を危惧してジム付きアパートにしたのだが、この分なら心配なさそうだ。
ランニング人口も多く 朝の公園にはワンちゃん達が沢山いて楽しい。


小さいがチャイナタウンもあって、新鮮な魚も手に入る。
?何故チャイナタウンで魚?と疑問に思う方へ : アメリカもそうだが、ほとんどのスーパーマーケットには鮮魚は置いていない。冷凍ものが多少あるくらいで、鮮魚が欲しけりゃ中華系の店へ行くしかないのである)

アパートは使い勝手良く、すっかり馴染んで ずっと前からここに住んでいるような気持ちになる。

フランスと違って 英語のテレビ番組も沢山見る事が可能で嬉しい。

朝、ヨガをしながらスペイン語会話初級を聞く。いつまで続くか。。。?


まだ早いか、、、と 先送りにしていた南米内の航空券購入のタイミングを見事にはずす。
一ヶ月前は400ドルだったチケットが900ドルに跳ね上がっていて意気消沈。しゃーないなぁ、長距離バスでつないで行くか??? 南米にはいつになったらローコストエアラインが進出してくるんだろう。

とりあえずマルビナス諸島(フォークランド島) マラソン用の便は確保なり。



奴豚は最近iphoneのアプリにハマっているらしく、走りに行く時は必ず持参。GPSで時速と距離等がパソコンに落とせて記録として残るのが気に入っているらしい。。。が、時々途中でGPSが作動しなくなりちょくちょくジョギングが妨げられるのがうっとうしい。そんな時は、飼い主を辛抱強く待っている犬の気持ちになる。。


さて、週末は近所の公園でなにかしらレースが開催されていると聞いたのでネットで調べて行ってみた。

この日は8キロのレース。奴豚のみ飛び入り参加。参加費は1000円程度でTシャツ付き。


      

競馬場内を回るコース。4キロ(一周)と8キロ(二周)。
牛美はスタンドで観戦。。。と、途中から天気崩れて寒いのなんの、走っていた方が良かったかな。。。

        

スタート前にエクササイズがあって のりのりミュージックに合わせて皆楽しそう。

              11:15分 スタート

      

     競馬場って はっきり言って ものすごく走りにくそう。
             砂地を走っているみたいだ。

        

4キロのトップは13分くらい、8キロのトップは30分くらいだった。



             

   奴豚は41分でゴール。キロ5分強って わりと速いんでない???




早寝早起きの日々、規則正しく自分に厳しく。

遅ればせながらのマラソントレーニング。。。も、アルゼンチンワイン、ウマ過ぎですわぁ。
これは是非ともメンドーサへ行かねば。
ブエノスアイレスのあとはバスでコルドバ ~ メンドーサ 行き決定。

さて、ここ数日、オサンドンとランニングとインターネットしかしていなかったので、週末土曜は目先を変えてサンテルモ(旧市街というか趣のある古き建築物の残る綺麗な場所です)までランニング。途中スラムの様相を呈する街角を抜けて行く。お巡りさんが集団行動。団体で巡回中だった。我々を見て「ナニヤッテンダ アイツラ、こんなトコロデ?」といった感じの呆れ顔をしていたのを横目で見ながら足速に抜けてセントロ(中心街)へ向かう。ぐずぐず走ってられぬと思い飛ばしたらすぐに息切れしてしまった。
散歩して地下鉄で戻った。


翌、日曜日。

ブエノスアイレス ハッシュランに参加するので再度サンテルモヘ。

11時パブ前に集合。参加者20名。ランナー、ウォーカー半々。





ブエノスアイレスのハッシュは二週に一度の頻度。我々には今回これがただ一度の参加チャンス。


ブエノスのハッシャーは皆さん心優しい人達だった。

どのハッシュも皆さん良い人ばかりなのだが、ブエノスは特別 心暖かいグループだったおかげで、すんなりと仲間に馴染むことが出来、楽しい一日を過ごさせてもらった。
主流メンバーはエキスパット(外国からの駐在員)で、ローカルは少ない。アルゼンチンでは、ランニングとドリンキングは別々にするべき、という考えの人が多いらしく、ハッシュは浸透しずらいそうだ。

       



サンテルモをスタートしてボカ地区へ。

タンゴ発祥の地、ボカ。実は初めて行った。

地元のサッカーチーム ボカジュニアスタジアム前で記念写真も撮った。



タンゴの調べ、情熱的なダンスも横目で見て、ぐるりと回って プエルトマデロの運河沿いでビールチェックポイント。

皆で一息いれてビールをぐいっとあおって後半戦。

      

        


日曜市で賑わうサンテルモのプラザドレゴの露店をひやかし、人波に逆らって パブへと戻った。
約1時間強、距離にして10キロ程のハッシュランであった。
        



走った後はお決まりのオンオンタイム。

輪になり儀式、というか ユーモアたっぷりの集会が長い長い。

      


写真:左)本日初参加の洗礼     右)ハッシュ名を命名されて洗礼を受ける彼



ビジターの我々も 歌わされて、飲まされて、笑わされて。。。



腹を空かせたメンバーから巻が入る程盛り上がった集会は、一旦おひらきになり、、そのまま場所をパブ内へと移して 食事しながら 延々と続いたのであった。

      





ブエノス生活:

いかにもオノボリサンです、という隙を見せたくないので、外出時にカメラを持参しないせいで、ブエノスアイレスの写真はほとんど無い。
というわけで、観光地を網羅するコース取りのマラソンまで写真撮影は休み。


昨日(日曜)ジョギングでサンテルモまで行き、帰り道 地下鉄駅の近くでスリグループを目撃。
南米でよくあるスリ手法、わざと液体を服にかけたあと、親切ごかして「何かついてますよ」と注意を引いといて、別の奴がスルというやつ。通り越しざまにバッチリ見えた。極悪犯罪は少ないが、危うきに近よらないにこしたことはない。


さて、なかなかブログのアップをする気になれずにいる。
特筆することがないもんで…
日々 何をしているかと言うと、起床、ヨガ、朝食、南米旅の計画の為の検索、昼食、外出、買物、ランニング、夕食、ネット…… これで一日が終わる。これがどっこい、実は充実して中身の濃い毎日だ。お陰で夜も良く眠れる。


今日は長距離寝台列車のキップを買いにレティーロ駅へ行ったのだが、便数も席数も少ないので既に売切れ、残念。
コンパートメントの寝台 + 食堂車での朝食付き でバスより安いのだ’。何故か? オンボロの車両と線路でスピードが極端に遅い。
南米での移動は圧倒的に長距離バスである。飛行機のファーストクラス並の席(ベッド)に食事サービス付きで 所要時間も短い 皆の足である。国中を網羅している。
仕方なく我々もコルドバまでのバスチケットを買ってきた。夜行、9時間の旅である。奮発してビジネスクラス、=1人5400円也。(夕食、朝食付き)


マラソンまであと五日

奴豚は街を走っているが、交差点毎に止まるのも人込みをよけるのも鬱陶しい牛美はアパートの屋上に設置されているトレッドミルでひとり黙々と走っている。
景色は近所のビル。夕暮れ時なので、沈み行く真っ赤な太陽を見ながらせっせと走る。
飽きるかと思ったが、さにあらず、音楽を聞きながら、物思いにふけながら楽しんでいる。

走るのは楽しい。
長距離になると 楽しいだけではないのだが。。。
時にマラソンは長く辛い旅路であり、山あり谷あり、途中で投げ出したくなる時もありで、人生と似てるとも言えなくも無い。

が、マラソンは道中どんなに辛くともフィニッシュ後は何とも言えない幸せな気持ちになるお陰で 懲りずに次へ次へと続いていくのだが、人生は次がないからなぁ。。。
せめて人生のフィニッシュラインにたった時、えもいわれぬ幸福な気持ちで終えられるような過程を送りたいものだと。。。

そんないらん事をあれやこれや考えながら走っている。





週末の天気予報は雨… マラソンなもんで気になる。

天気予報サイトの5つのうち 4つが雨で残りひとつが晴れだと告げている。春先の天気はコロコロ変わりやすい、日頃の行ないが吉と出るか凶と出るか…

昨日は奴豚の散髪と自分の毛染め(白髪染め)。


マラソン直前でジタバタしても仕方ないので、あるマラソンランナーのブログを参考にして、ガツガツ走らずゆっくりペースで短時間だけ走る、それも一日おき。で、昨日はオフ日。
今日は45分程度を実際のペースの8割程度で走る。

マラソントレーニングの極意は「万人の意見を聞き、どれも真似しないこと」なんだが。英語で言うと「listen to everyone, follow no one」
ど~せ付け焼き刃型トレーニングなんだから、直前に必死こいても仕方ないっちゃ仕方ないので、筋肉も気持ちも休めよう。

取りあえず、アパートから8キロ先のスタート地点の下見に行ってみるつもりだ。



日曜(10月7日)開催のマラソン下見でスタート/ フィニッシュ地点視察。
週末の早朝に公共交通が運行されていないとは カナダのモントリオールを思い出す。不便だなぁ。

知り合いになった現地ランナー達も皆 タクシーで行くと言っている。中にはスタート地点に近いホステルに前泊する人もいるそうだ。タクシー代より安いんだと。なるほど…

我々は、ウォームアップを兼ねて走って行こうかとも思ったのだが、やめとこ…。 スタート前からへばりそうだ。まだまだウルトラマラソンランナーの真似は早いだろう。


、下見は地下鉄に乗って行った。最近頻繁に地下鉄を利用している。
街に着いた初めの頃というのは地理に慣れるまでは どこへ行くのも徒歩である。
地元の皆さんに混じって身振り振る舞いが板に付いてくるとバスや電車に乗ってもさほど目立たないし、正直便利だわね。

ブエノスアイレスの地下鉄やバスの車内では色々な人達が色々な物を売りに来る。大概は小物やガムや地図なんかだ。賑やかセールストークをしながら売り歩く人あり、黙って品物を取り敢えず皆の手に掴ませて、あとから回収しに来る人ありだ。

割と各国各地で見かける光景、(日本にはないだろうが。。。)特別珍しい訳ではないのだが、今回は エレキギターにアンプも持参で華麗にテクニックを披露している若者が乗っていた。それがなかなか上手いのだ。車内の拍手喝采を浴びて 小銭を稼いでいた。
聞き惚れていたらあっという間に目的地に着いてしまった。



10月5日 エキスポでゼッケン番号をピックアップ。


カウチサーフィンサイトで知り合った若者 フラビオ と待ち合わせて一緒にエキスポへ。
  (注:カウチサーフィンサイトとは無料で家に旅人を泊めてくれる心優しい人達のネットワークである

      

     エキスポ会場内は照明が暗め。
      


奴豚とフラビオは何度かトレーニングを一緒にしているランニングバディー。
  医者になるため現在インターン中の心根の真っ直ぐな好青年である。

      

    会場内にはシャツに無料で名入れをしてくれるサービスあり。

                


   実はこの日は病院へ行った。

奴豚が身体が痒いと言う、かれこれ二週間続いているので 診てもらうことにした。前日行った公立病院は診察料無料とは聞いたが凄い人で諦め、英語の通じる私立病院の急患へ行ってみた。
結果は湿疹や蕁麻疹と言うわけではなく 多分春先の花粉かなにかのアレルギーだろうとのことだった。
安心したら痒みも収まってきたようである。

                   全てはメンタルだよなぁと思った日。






ブエノスアイレスのアパートに滞在3週間。
車の往来の音以外は比較的静かな環境だった。。。なのに…のに。。

…… のにだ。。。何故、マラソン前夜だけいきなり大パーティーなんだ。。?

早めのランチ、軽いジョギング、早めの夕食、お腹のこなれも良く準備もバッチリ、夜9時半に計画通り就寝、目覚まし時計を4時にセットして うつらうつら良い感じだった。
が、ご近所さんのチャイムが「ピンポーン!!!」と鳴った午前零時。と、途端にガヤガヤと話し声はあっという間にマックス化。壁を伝って大勢の笑い声が響く。それでも眠気が優っていた牛美はまだうつらうつらだったが、流石にギター伴奏付きの大合唱が始まり すっかり目が覚めてしまった。奴豚にいたっては一睡も出来なかったそうである。

午前2時から5時まで スペイン語の合唱は延々と続き、宴もたけなわの5時、ハッピーバースデーソングの後 静寂が戻った。
お陰さまで寝過ごす事もなく、朝食して 早めにスタート地点へ向かったのである。


ブエノスアイレスマラソン、スタート地点。



今にも降り出しそうな曇り空だったがスタートまでは雨も降らず、風も穏やか、気温も低めでいいマラソン日和。






7時半、スムーズにスタート。

参加者は7千人程度との話だった。
走り出して雨、終始霧雨で良いお湿り。




コースは5キロほどかけて公園を抜け エビータの墓地のあるレコレータ地区、駅のあるレティーロを左に見て大通りリベルタドールを悠々と走る。

         

右や左にある銅像を見ながら中心地セントロをちょろりっと廻ってにょきっとそびえるオベリスクを過ぎたらボカ地区へ。




      

         

マラドーナを育てたボカジュニア球場を周りカミニート通りから港湾へ出るとあとはあまり見るものもなくなり、自然保護地区横の寂しげな応援のないコースがキロ20~28辺りで少し飽きてくる。





プエルトマデロからラプラタ川河口を見渡すガラ~ンとした港を過ぎホルヘ空港へ直進。飛行機好きな牛美はテイクオフする機体を見ながら元気を貰う。この辺りが35キロ地点。

35キロの壁など体験したことない牛美の場合 臆することなくひたすらフィニッシュ目指して忍、忍とひた走る。

      

          今回の標語は【全てはメンタル】だ

脳に指令を送り続ける、『痛くない、辛くない、疲れてない、前傾姿勢でストライドを広げろ』と。



だが、今朝出てきた公園に戻りコースがくるくる周り始めると流石に疲れが隠せない。

30キロ地点からずっと励まし続けてくれているリッキーマーティンのリビンダヴィラロカのリズムに合わせて足を前に出し続ける。いったい何回リピートしたことだろう。


 写真右)記念写真中、後ろから追いついたフラビオがちゃっかり真ん中に写っていて大笑い


K40地点でバナナを水で流し込む間歩いた。疲れた~と深呼吸してからフィニッシュを目指す。

あと2キロが走れなくてど~すんだ、てな気持ちである。



      

頑張って走った割にはいつもと同じ4時間34分

前半は務めてペースゆっくりめであった。その分30キロ地点から気力が続いたのは今回もっとも良かった点。38キロから弱気になったがここまでくればあとは何とかなる。
給水もエネルギー補給も特別気をつけた訳でなく、頻繁に時計を確認することもなく集中して走れた距離が長かったので自分では満足である。




まぁ、正直に言えば4時間半は切りたかったのだが、どうもすっかり4時間34分が定着してしまったようである。

モロッコ、オークランド、レイキャビク、今回ブエノスアイレス と、計ったように4時間34分というのもなかなか面白い。というか要するにこれが実力なのね。


奴豚は写真を撮りながら、沿道応援のダンスチームと踊りながら余裕のフィニッシュ4時間12分


初マラソンのフラビオ4時間34分。おめでとう!!

誕生日を祝っての初マラソンで、夜はパブに繰り出して 皆で誕生会。
     
我々もおよばれして 若者たちと楽しい夜を過ごさせてもらった。彼は実に気持ちの良いチャーミングで賢い若者である。将来 素晴らしいドクターに成長していくであろう。いい出会いに感謝。

       

我々も10日ぶりのアルコール セルベッサ(ビールのこと)で乾杯なり。



ブエノスアイレスマラソン終わって、少し喉の痛みを感じ風邪薬を服用して様子をみた。

マラソン翌日、月曜は祝日。

バースデーボーイ フラビオとブラジルからマラソンに来ていたカウチサーフィン繋がりのアレックスと5人でアルゼンチン名物アサード(焼肉)ランチへ行った。





我々の為にローカルに人気の穴場店へ連れて行ってくれたのだが、評判通りシンプルな味付けと絶妙な焼き具合でたいそう美味しかった。
  が、流石に肉はお腹にもたれる。。。
     夕飯はパスで胃腸を休めた。





火曜日、ゆっくり休んで喉の痛みも引いた。

溜まった洗濯と軽い食事、ネットして過ごす。

夕方 奴豚はフラビオと公園を走りに行き、牛美は屋上のトレッドミル。
身体が軽くて飛んでいけそうな勢い。疲れを取るスロージョギングの予定がトップスピードで全力疾走。気持ちが良かった。

おろしたてのシューズのせいかしらん?

昨年からお気に入りのアシックス DSファンライン。
日本でしか販売されていないので大切に履いている。

新旧交代 ピカピカ真っ白シューズはウキウキする。
足慣らしして次の12月チリのマラソンでデビュー予定。
*余談:ハッシュにおNEWのシューズで行ってはいけません。罰則ありなのでご注意を。

9月12日ー10月12日 ひと月暮らしたブエノスアイレスのパレルモ地区。

マラソン中心だったので、ほとんど観光せずだったが、あれよあれよという間の一ヶ月が過ぎ。。。


10月12日
ブエノスアイレスのレティーロバスターミナルを夜9時、定刻きっかりに二階建てバスが出発。ガラすきだった。

アルゼンチン第二の都市、コルドバへ向かう。

一列に三席のゆったりビジネスクラス・カマ席(カマとは寝台のこと)。
リクライニングは150度、水平フラットベッドには程遠いがなかなか快適だ。

二階の一番前に陣取っていた。フロントガラスの視界が広くて楽しい。



夕食が運ばれてきて、さながら移動レストランのようで悪くないぞ。

食事も熱々のラザニアやエンパナーダ、サンドイッチ、菓子、飲み物付きで予想以上だった。食後にウィスキーまでサービスされちゃってこれまた悪くない悪くない。

フルフラットベッドではないが飛行機のエコノミークラスよりはずっといい。
翌朝6時着予定が5時20分にはコルドバに着いてしまった。




コルドバ AirB&B 宿のオーナーとの約束は8時半、カフェテリアで時間をつぶした。
最近ではホステルやホテルに泊まる気になれない。南米のこの先もこの宿システムを利用しながら移動する。
学園都市のコルドバは学生向けのワンルームアパートが多いようで、今回選んだのもワンルーム、かなり狭いが5日間なら充分だ。オーナーは同居せず我々貸切り。
        

初めての客とのことで、台所は新品揃い。まな板がなかったので新調してもらった。
窓が締まらんのでクレームして、夕方までに修理完了。「今日中は無理」とか「月曜まで待って」とか言い訳していたが、やれば出来るじゃないか。


夜、シャワー浴びたら、バスルームの床全部に水漏れ
はじめからそういう構造だと思えば良いのか?

シャワーのつい立ての意味がない。水はけ悪いのでサンダル利用でしのぐ。
それなりの値段を取るのだからメンテはしっかりせーよ、学生オーナー君。世の中は甘くないのだよ。

(とブログで主張しても何の解決にもならんのでまたクレームかな。)



コルドバからカルロス・パズ 及び リオ・セバロ への行き方





アルゼンチン第二の都市 コルドバだが、歴史と古い教会建築に余程の興味でもない限り、見所は二日もあれば充分まわれてしまう。急ぐなら一日でもいいかもしれぬ。

          


そこに丸五日滞在なのだから、何かやる事か行く所を探そう、と見つけたのが近郊の小都市。西にシエラ(山々)が連なりダム湖や森林公園もあるようだ。


さぁて どうやって行くんだ?

ツーリストインフォへ行って聞いてみた。が、英語を話す人が誰もおらんのね… 
乏しいスペイン単語を並べてなんとかミニバス停留所を突き止める。行ったはいいが帰路のバスがなかったなんてことになりたくない。牛美より遥かにスペイン語が解せる奴豚にお任せ。

バスは頻繁に往復しているらしい。

そういうわけで行ったのが、Villa Carlos Paz (カルロス・パズ)と Rio Ceballos (リオ・セバロ)という町だ。


行き方は、分かれば超簡単 !

ミニバス停はアルツーロ イリア通りとブエノスアイレス通りの角にある。町の中心で便利な場所。
小型のバスがひっきりなしに出入りしているのですぐわかる。
バスの正面に行き先が表示されているので目指す町の名前のバスに乗車し、運ちゃんに支払う。
どちらの町も距離にして35キロ程度、時間にして40分程度で着く。
復路も同様。
因みに カルロス・パズは片道13ペソ。
リオ・セバロは往路10ペソ、帰路は別会社のバスで11ペソだった。



カルロス・パズは日帰りにはお勧めの町だ。のんびりダム湖周辺散歩やメインストリートでウィンドーショッピングも出来る。



小高い丘(標高千メートル)へ登って景色を楽しむのも良し。





リオ・セバロは、ターミナルからさらにケブラーデ行きのバスに乗り継いで森林公園パルケ・ケブラーデへ行くと良い。

      





他にもコルドバから日帰り可能な小都市が近郊に沢山あるので日程に余裕があるなら是非足を延ばす事をお勧めする。


たまには旅情報でも、、、でした。








アルゼンチン第二の都市、コルドバ。人口は127万人。

    、、、と言われても普通ピンとこない。

広島県の広島市と安芸郡を合わせた人口とほぼ同じ、これでちょっとはピンとくるか???

2000年に世界遺産に指定された。

南米最古の大学の一つであるコルドバ国立大学(Universidad Nacional de Córdoba)、モンセラ中等学校(Colegio Nacional de Monserrat)、教会、住居 が 主な世界遺産。
大学も中学も普通に学校として使われていて、「凄い建物があるよ」と行ってみると、あれ、学校かぁ、入っちゃいけないのかな? と躊躇していると皆さん普通に観光でで入りしているのでついて入って見学。


イエズス会伝道所や古い教会内部も息を殺して静かーに見学して歩く。
神社仏閣と違って写真撮影は普通にOK、だが、それぞれの違いが良くわからないから、そのうち写真も撮らなくなる。


            

       流石にステンドグラスなどは綺麗だなぁと思うが。。。

      

信仰心がなくて 申し訳ないのだが、正直なところ、クリスマス用の飾りに思えてしまうという実に不謹慎 な 牛美である。


マルベックと聞いて、ははぁ!と思う人は 結構なワイン好きとお見受けする。

元々はフランス南西部のぶどうであったが、アルゼンチンに持ち込まれこの地の土と気候と水が、これぞマルベックとも言える濃厚なワインを生み出すようになったのである。

  果肉が厚くタンニンが豊富、とろりとした濃厚な味わいにフローラル系の華やかな香り。
    肉食を好むアルゼンチンならではの味わいかもしれないが、好みである。
        ポリフェノール含有率が最も高い品種だそうである。


アルゼンチンワインの7~8割を生産する、
        世界に誇るワインの産地 :メンドーサ に 来た。

コルドバから夜行バスで10時間強。今回は普通クラス セミカマ (座席のリクライニング120°)
《余談:セミカマ120°、カマエクゼクティブ150°、スィート180° 違いは値段に比例》
夜9時発、翌朝7時半着。食事のサービスはなし。
(コルドバのバスターミナル2Fにはスーパーがあるので便利。)
数時間仮眠して、朝日を背に、アコンカグアを前に見て メンドーサに着いた。

ワインはウンチクより 試すがよろし。
1000以上あるワイナリー(こちらではボデガと呼ぶ)の何処へ行こうか。

まずは元気にメンドーサ到着しております。


マルベックの話をしたので、さっそくBODEGA(ボデガ:とは、こちらではワイナリーのこと)を訪ねた。

ツアーに入れば、二ヶ所へ連れて行ってくれるし時間を有効に使ってワイナリー巡りが楽に出来るだろうが、そこのところ我々は何でも自分でやりたがる性分 なので、バスで行った。
団体行動が苦手なもんで…。




たまたま同じ方向でアンチックカーレースが開催されると聞いたので、まずはタクシーでそちらの会場へ。

アンチックというほどでは無い車が数台あっただけでかなりガッカリだったが、軽食が配られており ご馳走になって、さて ボデガを目指した。

      

      


メンドーサにはワイナリーが千以上あると言えども、どれも市内から離れている。歩いて回るには各ワイナリー同士、距離がある。
見学とテイスティングが無料で予約不要、交通の便も良いという理由で 地元では有名な Lopez へ行った。

丁寧に英語で工場見学の説明をしてくれ、テイスティングはスパークリングと赤のマルベックの二種類を飲ませてくれた。地下のカーブも綺麗であった。ワインの収穫時 2~3月ならば実際の過程見学も可能。因みにぶどうの収穫には大勢の季節労働者を雇うのだそうだが、一箱収穫して4ペソ、頑張れば一日十箱可能だそうで、必死に一日収穫して得られる収入は40ペソ。お腹の足しにはならない金額である。

        



葡萄の木を見ても 何の違いも発見できなかったのだが、プロだったら判るのだろうか?
         

    はたして どこかに見分ける秘訣とか匂いとかあるのだろうか? どう?
          

身の丈2メートル以上のワインボトルと樽。 右は 素敵なワインボトルの壁。圧巻。
      




町へ戻って ひさしぶりにカフェで夕飯代わりのおつまみとワイン。
アルゼンチンに来て 実はこれが初めての外でのカクテルタイム。

最近ずっとアルコールは控え気味だったので 一本飲んだら酔いが回わり、翌朝は頭痛。。。





 メンドーサの町にはあちこちにプラザと呼ばれる小公園がある。
 どこの公園にも噴水があり、綺麗なタイルの椅子がある。

 憩いの緑があちらにもこちらにも、いい町である。



   
町でもっとも古いセントラルマーケット。

年代物の天井の高い体育館のような建物内に香辛料屋、肉屋、バール、カフェ、乾物屋、野菜/果物が売られている。

鮮魚はここにしか置いていない。(多分)

   

 カフェの簡易椅子に座って エンパナーダを食す。

     塩味がきついわぁ。。。
    この国の食は 糖尿病には向かないなぁ。。。


メンドーサ いい町である。のんびり一週間ぐらい過ごすのがいい。
人も犬もゆったりのんびり。道路は広く空が高い。
季節的にちょっと花粉が気になるけれど。。。



メンドーサと言えば ワイナリーの他に アコンカグア登山の基地になる場所とも言えるだろう。

アコンカグアはアメリカ大陸で一番高い山である。
通常、南アメリカ最高峰と称されている。高さだけで言うと6962メートルで他の高い山と比べるとそう高い訳ではない。

チリとの国境にあるのでメンドーサからだと170キロメートル西になる。
そこへローカルバスに乗って行ってきた。


旅行社のツアーだと送迎に近隣のスキー場やレストランでの昼食付きで1万円強程度であるようだったが、
  個人でも行けるのである

     しかも 格安で。

          そのかわり 早朝出発だ。


 というわけで、朝6時発のバスの車中の人になる。
朝日を受けてピンクに輝くアンデスの山を前に こっくりこっくり。。。


二階建てバスの二階の一番前は我々の定位置。
     絶景である。
遮る物がなにもない見事な景色の中をバスは快調に進む。ローカル色豊かで通勤通学の人達が乗降していく。

バス会社は沢山あれどアコンカグアで降車出来るバス会社は一社しかないのである。




アコンカグア州立公園への行き方:個人で行く方法

メンドーサのバスターミナル発のExpress Uspallata社のバスでインカ橋(Puente del Inca)下車
www.plataforma10このサイトでバスのスケジュールの確認/購入も可能
2012年10月現在のスケジュールは往復共に一日3便。
往路 6時、10時15分と15時 復路は16時50分を利用した。
バス券は町の代理店などでも購入可。
片道36.80ペソ(620円)であった。

インカ橋から州立公園の入口まで約2キロ。道路を歩くもよし、線路を歩くもよし、公園側の丘を歩くもよし、好きなところを歩いてゆけばよい。

公園入口のビジターセンターで入園料10ペソ(170円)を払う。
シーズンは11月15日~3月15日なので それ以外の時期はビジターセンターから2キロ先のラグーンまでの入園が許されている。

        以上。 公園にいくだけなら簡単でしょ?



写真下はインカ橋。現在 近くに行く事は出来ない。以前は中まで入れたそうだ。
大昔、治療用温泉として利用されていたらしい。
インカ橋の由縁・由来はネットで検索願う。
  
    




さて、インカ橋を後にアコンカグアへ向かうには、朽ち果てた線路を歩いて行くのが良い。

昨日降った新雪を踏み踏み 気分はスタンドバイミーの少年になる。


線路を歩くというのは、なにかとてつも無く大きな冒険でもしているような気になるものだ。



途中の鉄橋は既に朽ち果てきっているので迂回して道路へ出、そのまま右手の丘をよじ登り、雪を踏み踏みひたすら歩く。動物たちの足跡があちらにもこちらにも。
2700~3000メートルの高度の中で登り坂、慣れる迄 耳が痛んだが、30分程で順応。

        

州立公園に柵は無い。丘から勝手に山へ向かう事も可能である。が、人好きな奴豚はわざわざ大きく戻ってビジターセンターへ行き、入園料を支払う。まぁ当たり前と言えば当たり前か。

      

山開きが11月15日とあって一応入山は禁止、一応というのは口頭でそう説明があるだけなのだった。(立ち入り禁止サインなんてものはなかった)
トレイルから外れないように、ラグーンまでしか行かないようにとひとこと言われる。

        

オフシーズンだとだーれも居ない。特に午前中はひっそり。

急に目の前にコンドルが現れて びっくりだった。我々をチェックしに来たのであろうか、顔を覗き込む程の至近距離で大きな翼を翻して 音も無く飛び去って行った。
で。。…でかい。 大きな鳥である。 羽ばたくこともなく 悠々と空に溶けていく。綺麗だ~。


アコンカグアは山としては地味な外見。

登山も比較的 一般人でも登頂可能な 技術レベルもさほど必要ない山とは言われるが、そこは山。
大自然に難しいだの簡単だのという表現は不可能だろう。

あれを登るんだから……。




遥か向こうにコンドル。

鳥の写真を撮るのは難しい。





ラグーンを越えてさらにベースキャンプ方面まで歩いてみる。

戻る時間を考慮して、風除けのある大きな岩陰で持参した弁当を食べていると、流石に寒さが身体にしみる。








午後 風が強まり雲が出て寒くなった。 線路を歩いてバス停へ戻る途中の朽ち果てたバス。

 


写真左は 崩れそうな電車の鉄橋。 右は現在の道路の橋。その下に川をまたぐ小さな橋あり。(拡大で) この小さな橋を渡るともうすぐインカ橋だ。

      

午後4時50分、定刻にバスが来て 二階の特等席に座ったら、程よい疲れでまたこっくりこっくり。
メンドーサまで4時間のバスの帰路。




メンドーサでの宿はワンベッドルームアパート。高台のサンマルティン公園の前で 緑多く高級住宅がゆったりと建つ 良き立地だった。
広いリビング兼ダイニング + 広いベッドルームにテラスもあった。屋上に無料の洗濯機あり。一軒丸借りである。
24時間警備員が居た。 
  

一週間の滞在でウィークリー割引を交渉、ホステルやホテルよりもずっと安かった。
どうやって見つけるかと言うと、まずはAirB&Bのサイトで気に入った物件を探し、さてここからがさらに一捻りを加えて、、、同じ物件を別の賃貸サイトで探す。。。と、かなりの確率で見つける事が出来るようになった。どちらが安いか比較、特にAirB&Bは手数料が追加されるもんで。

   


まぁ、そんな手の混んだことをしなくともAirB&Bは結構いい物件リソースだと思う。
勝手な疑問だが、収益の税金は払っているのだろうか? 借り手には関係無い事だが…。




快適、楽しいメンドーサの一週間は忙しいままあれよあれよと過ぎ、移動の日が来る。

気に入った街は 『もう少し滞在したい』気持ちと、次への楽しみと半々。
ちょっと後ろ髪を引かれる思いのなか、荷物を背負うと不思議と「さぁ次 行くぞ~」になる。根っからの旅ガラスなんだなぁ。


メンドーサは時間に余裕があればブエノスアイレスやサンチアゴから足を伸ばすに充分価値ある街だと思う。数日、手足を伸ばしてのんびりゆったり、治安も良いし 警戒を解いて ほっと出来る所である。
シエスタで午後は店が全て閉まるけど。


さぁて、次なる街はチリのサンチアゴ。
アンデスの山越え国境が楽しみだ。
メンドーサから7時間のバスの旅。 朝8時発。絶景かな絶景かなを我々の指定席=二階の一番前で楽しみながら行くのである。





メンドーサを8時に出発。

今回のバスはCATA International 。沢山のバス会社が同じ路線を運行している。決め手はサービスより時間帯であった。


バスの外観はゴージャスだったが、革張りシートは年季もの、二階のフロントガラスには大きな亀裂が走っていたがそんなことは全く気にならない。


出発前にパスポートの確認があり、チリの入国カードと税関申告書が渡され記入するよう言われる。






ド甘い珈琲/紅茶と 甘い菓子が配られ どこにも止まること無くバスはチリを目指してひた走る。







先日行ったインカ橋やアコンカグア州立公園を過ぎアルゼンチン最後の集落を通り越し標高がさらに上がって行ったと思ったらトンネルに入る。

トンネル入口







 トンネルの先に出入国管理の建物があった。




バス会社の若者について、まずはアルゼンチン出国印を貰う列に並ぶ。
隣の列に移動して 今度はチリ入国である。何台もバスが着くので審査所は混み合っているが、思ったよりもスムーズに事が進む。見ていると、バス会社の係りによって速度が違うように思えた。
顔がきくかきかないかで随分差があるようだった。我々を引率していた若者はなかなか巧みに管理官と笑顔で交流し、きっちり仕事していたぞ、偉いぞ CATA International ! (思いすごしかもしれぬが…)

パスポートに判を貰ったら、次は税関検査、荷物と持物チェックである。
預けた荷物はすでに鼻の効く 税関犬に匂いをかがれている。手荷物と一緒にX線チェックを通過し、ワンちゃんに匂いを嗅がれて 何もなければ 入国完了。
乗ってきたバスの社内も犬が隅々迄匂いを嗅ぎ回りチェックされていた。
ワンちゃん達も仕事きっちりだった。


そうそう、仕事キッチリと言えば…

メンドーサのゴミ収集員の仕事ぶりには驚いた
いつものように散歩途中、前から来たゴミ収集車の後ろのステップ部分というのか、そこの左右に1人ずつ青年が乗っていて、収集車が速度を緩めたかなと見えた途端に2人同時に左右に飛び降り、道の右側と左側のゴミ箱目指して猛ダッシュ!

速い速い、驚くスピードでだっっっっ!!!! と駆けていったかと思ったら、さささっっっ!!!とゴミ箱を空にして 今度は前方目指してすかさずダッシュ。左右に散った2人の青年はまるでシンクロか、はたまた競争でもするように 前方のゴミ箱も更に回収して、回収車に駆け戻り、後ろに飛び乗った。
その間、収集車は止まる事なく先へと移動し続けているのである。青年達は動いている車から飛び降り、動いている車に飛び乗っていた。
常日頃、佐川急便の仕事ぶりを世界に自慢したくてたまらないと思って来たのだが、これには面食らった。いや~~恐れいった。大拍手であった。


20150619110152a8e.jpg