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蚊のことしか書かなかったので、カカドゥはちっとも良い所ではない印象を与えてしまってはいけない。

この公園はともかく広い。見どころと見どころの間がえらく離れているので、ともかく走行距離が長い。
毎日少しづつ進み、キャンプ場やキャラバンパークを転々としながら移動して見学した。
アボリジニの歴史や文化を学びながら、パークレンジャーの説明も聞き資料館へ行き勉強もしながら。

蚊だけでなくワニも多い。水辺にはワニがいると思って間違いない。じっとしている間は姿は見えないがそれでも、皆、今日は六匹見たとか言っている。
我々は一匹も見れなかった。恐がりすぎだったのだろうか。。。
水辺に近づかなさすぎだったからだろう。


暑い暑いと言いながらも毎日良く歩いた。色んな景色を見た。


でも何故だろうか、心にジーンとしみる風景にはまだ出あっていない。
見渡す限りの自然。
滝にしろ川にしろ、蓮の花咲く湖畔や湿地にしても ゴツゴツした岩肌にしても、美しいとは思うものの感動がない。
大きな夏蜜柑をむいた時、果肉がスカスカで水気が無く白っぽくパサついている時のようなちょっとしたガッカリ感だ。

大きな大きな夏蜜柑だな~~~~。

今日はキャサリン渓谷を船で巡ってきた。充分美しい景色ではあったが、観光客ぼったくり料金に興ざめ。

明日からグレゴリーナショナルパークへ行くのでまたネットとはしばしのお別れ。




エディスフォールEdith Fall という まことに心地良い柔らかな滝があり、この滝下のプールが広々と気持ち良い。

ダーウィンからキャサリンへ向かう途中にあるのだが、キャンプ場があったので泊まった。
  
              写真右がEdith Fall



夕方、隣のキャンプサイトにオフロードバイクのアジア人男性がやって来た。見るからに日本人ぽかったので話しかけてみた。

大阪出身の62歳の方だった。

この日は実に暑くて我々も参っていたのだが、彼もかなりお疲れのようだった。「今、何時ですか?」と聞かれたから、クイーンズランドからノーザンテリトリー入りしたばかりだったのかもしれない。(オーストラリアには地域毎に時差がある) きっと長距離走って来たのだろう。
汗だくでテント設置に取りかかったので、お手伝いしましょうか?と聞いたら、キッパリと「自分の事は自分でやらねば」「Only ONE」、と断られたので、彼をそこに残して我々は滝のプールへ泳ぎに行ったのだった。

淡水ワニやスナッピングタートル(スッポンの一種)が生息するという滝で怖々泳いですっかり汗もひき、(ある意味冷や汗ものだったかも?) さっぱりして戻ると、彼はまだ何やら忙しそうにしていて、話し掛けるのがためらわれたので、奴豚といつもの様に夕暮れのカクテルタイムを楽しんでいた。彼が落ち着いたら誘おうと思って、彼用のカップも出して待っていたのだが、テント設置が終わった彼はひと風呂浴びに滝へと向かって行きしばらく戻ってこなかった。

暗くなる前に夕飯済まして、そのうち彼と話す機会も来るだろうと思っていたのだが、滝から戻った彼は、その夜、テントから出てこなかった。よっぽど疲れてご機嫌も悪かったのかもしれない。


翌朝 早朝、ジョギングから戻ったら、まだ彼のテントがあったので、じゃ今度はコーヒーでもお誘いしようとまたカップを出して機会を狙っていたのだが、どうもうまく合わずに、話をする事が出来なかった。人嫌いなのかな? 、お邪魔せんとこ、と思って出発支度を始めた時にやっと話すことが出来た。

お名前は けんじ さん。大阪 茨木市出身。二年前に退職して、一年の計画ののち、六ヵ月の期間でオーストラリア一周にいらしたそうだ。
道中のメカトラブルの話や道路事情や話し出したら、とても面白く、結局長話になってしまったのだが、こんなことなら昨夜ワインを飲みながら語り合いたかったな。。。



その日から、

出番の無かったこのカップは 「けんじカップ」 と命名されたのだった。


どこかでまた逢えたら、「けんじカップ」で今度こそワインをご馳走したいと思っている。



グレゴリー国立公園は海外の旅行者には知名度が低くローカルの四駆愛好者にはポピュラーな 知る人ぞ知る公園である。

せっかく我々も四駆のキャンパーバンを借りているのだから、いざ!と行ってみたのだが、入口のビクトリアリバー 東側をチラッと見て、何を思ったか我々 急に思い立って西オーストラリアへ足を伸ばすことにして、そのままKununurra(クヌヌラ)まで走ってしまった。

    

と言うと一気に駆け抜けたようで格好良く聞こえるかもしれんが、実は途中に検疫所があるとは知らず、ノーザンテリトリーとウエストオーストラリアの中間で足留めされたのだった。

いったい誰が同じ国内で検疫検査があるなんて思う???

買ったばかりのトマト10個、リンゴ8個、人参、ズッキーニ、玉ねぎ きゅうり、どれも持ち込み禁止だと言う。生野菜 フルーツ、ナッツ類、ハチミツや種など 虫の幼虫が潜んでいそうな食品が制限されているのだった。

検疫所のお兄さんは 毎回同じことを日に何べんも繰り返しているだろう口調で 「選択はふたつ。今ここで捨てるか、あっちのベンチに行って食べるか調理するか、どちらかを選んで」と言った。
         ひえ~~~。  

金額にすれば大した事はないのだが食品を捨てるというのが引っかかる。引き返して帰ろうかとまで思った。300キロも???
運悪く雨が降り出したし。。

と、いう事で、もうお分かりとは思うが、ボーダーでガスバーナ出して料理するハメになったのだった。
トマトとズッキーニ、玉ねぎでパスタソースを作り、デザート用に煮リンゴまで作った。火の通りが遅い人参は仕方なく処分。要するに火が通っていれば基本的にオッケーなのであった。それらをタッパーに詰め込んで検疫を通過。

☜ 左 ) 料理中

我々の他にも調理選択組は沢山いて、テーブル囲んでちょっとした持ち寄り立食パーティー状態であった。


さて思いがけずに夕食の支度も整ってしまったし、料理している間に雨も止んだ。西オーストラリアは緑豊かな起伏にとんだ美しいところであった。低くても山があるというのは大きな違いだ。ボアブという名のぽっちゃり体形の木が愛嬌があっていい味出ている。すっかりボアブのファンになってしまった。

  写真下) ボアブの木 Boab Tree
     



クヌヌラのキャラバンパークはラグーンに面した素敵な所で居心地良くて三泊もした。
周辺の観光もしてきた。エルクエストロ ワイルダネスパークは実に美しい場所だ。ゆっくり回れなかったが機会があれば是非 西オーストラリアを重点的に回りたいと思う。

  
              
皆、西が綺麗だと言っていたのは本当だった。今のところ西オーストラリアが一番美しい所だな。


アリススプリングまでそろそろ時間が迫ってきたので、スチュワートハイウエイへ戻る為、キャサリンへ向かった。


ウイケットWickedキャンパーバンレンタル会社は最近急成長していて、段々と全国展開を始めた。オーストラリア、ニュージーランドの他に、今や米国、ヨーロッパ、アフリカにも支店がある。


どのバンをとっても中古車を改造したボロっちい外見を派手派手しいペイントで隠しているようなのだが、このペイントがなかなか面白い。

   




書かれているペイントも言葉も全車違って、ひねった冗談だったりブラックユーモアだったりなかにはエッチな図柄だったりとかなり勇気のいるペイントまであるのだが、道行くひとめを引くのである。







写真上右)が我々のお尻の文句
「ガス(ガソリン)もグラス(葉っぱ)もお尻も差し出さないなら乗せないよ」と言っている。


そんなバンに乗っているもんで、道中ウイケット同士がすれ違うと「同士」とでもいうような不思議な親近感で互いに熱烈な歓迎ジェスチャーを交わし合うのである。

   
上)は ツェッペリン号  ビートルズ号なんかもある。



ご参考までに 我々は日割り計算だと一日約50ドル弱でレンタルしていることになる。(保険込み)。四駆のキャンパーバンとしては最安値に入ると思うが、レンタルを安いと思うか高いと思うかは人それぞれ。


キャサリンから700㎞南のテナントクリークに一泊、翌日さらに500㎞走って8月10日にアリススプリング入り。

昼間、日の高い間は快適な暑さだが朝晩はめっぽう寒い。
バンから出るのが辛い、、、が、トイレが我慢の限界。エイヤっとフリースを羽織って外に出る。熱いコーヒーを入れほっと一息。
マラソンスタートは午前6時。走りだしてから温まるまで時間がかかりそうだなあ。

アリススプリングはけっこう大きな町。スーパーが3つもある。マクドナルドのただネットも出来るしキャラバンパークもゆったり。
土産物や衣料、装飾品に無関心の我々としてはスーパーマーケットがなによりの楽しみだ。どこの国へ行こうとマーケット巡りは観光のトップリスト。それがスーパーマーケットでも。

親切なツーリストインフォの女性からウルル(エアーズロック)周辺の情報も沢山仕入れたし、マラソン終わったら、早速月曜からマクダネルレンジと呼ばれる国立公園からアボリジニの土地を通って、美しいと名高いキングスキャニオンを回り、ウルルへ行く予定。
アボリジニの土地を通る際は、通行手形が必要。ま、通行許可証なのだが、車両番号と名前を記入し、規程の料金を払う。値段は大した事なく、今回は2.50ドル。これから行くところは四駆のみ許可される場所。オーストラリアは四駆でないと行けない場所ばかりである。

今朝いつものように朝食の用意をしようと共有の冷蔵庫を開けたら、食糧バックが消えていた。ヤラレタ。。。夜のうちに盗まれてしまった。
野菜類をゴッソリ持っていかれた。悔しいが仕方ない。寄付したと思おう。そして以後気をつけよう。
でもチョット不機嫌な朝。


食い物の恨みは怖いんだと懲らしめてやりたい。。。



昨夜アリススプリングマラソン参加者達とのパスタパーティに行った。

    


通常パスタパーティは大会前夜に開催されるのだが、二晩前の余裕でビールまで飲んでしまった。ハーフだと思うとこうも違うかという精神状態だ。フルマラソンの奴豚も調子こいて一緒に飲んでいた。





申し込みした時点で、奴豚に「アリススプリングマラソンはアップダウンが多くて制限時間5時間だからな。」と脅かされていたので、ソンじゃあハーフにしとこっという訳でトレーニングもかな~りゆるめに行っていたのだが、聞いてみたらフラットな普通の道路のコースだそうだ。「あんた、一体どこでアップダウンのトレイルだって聞いたのよ?」と問うてみたら、単に勝手に想像していただけだって。なんだよ。これならフルでもよかったじゃん。今更変更したって調整不足で辛いだけだからやめておこう。あてにならん奴だ。

たっぷりスパゲティでカーボローディングして、さらに今日もピザとパスタで栄養つける。

参加者少なくて フルが35人、ハーフが22人だと。希望的観測で飛込み参加者を期待してるようだが、道路の規制なし、コース上のトイレなし、単なる週末の朝の長距離ランニングってな気分で走ってこよう。給水ポイントはあるそうな。




夜明け前、西マクダネルレンジをバックにジャンプするカンガルー達と一緒に走れるだろうか。。楽しみだ。


8月15日。 アリススプリングマラソン

      


4時起床。気温10度。そんなに寒くない。かえって快適温度。

          

スタートとフィニッシュは同じ場所。町外れから西マクダネルレンジ沿いを走って折り返してくのがフル、折り返し地点までバスで行って町に戻ってくるのがハーフ。


6時。奴豚達フル組がスタート。牛美他ハーフ組は、フルのランナー達をバスで追い越して中間の折り返し地点へ行き、7時にスタートした。
 
      
 

参加者が少ないから、各自のペースで最初っからばらけたまゝ、終始独り旅。
皆驚くほど速いペース。それとも私が遅いだけか。。。

朝日に向かって町へとゆるく長いスロープを登る。車で走っている時は解らない程の登りだが、走ってみるとなかなかな容易にはスピードがでない。ひとつスロープを登るとまた次、またまた次、と。。。 町は高台だったっけ?? とか思いながら𠮟咤激励しながら頑張った。
ホント頑張ったのだが1キロ6分のペースを切るのがやっとこだった。

自己ベストに届かず 2時間4分。アンカレッジよりチョット早いが目標の2時間切りならず。
優勝はずっと年配のお方の1時間35分。頭が下がる思いです。。。頑張り足りないと少ししょげた。

やつは4時間14分也。明け行く山並みが美しかったそうだ。
カンガルーは見れなかったが いいレースだった。




全員がフィニッシュするまで応援してからシャワーを浴びに一旦キャラバンパークへ戻り、表彰式ランチへ行った。






コンベンションセンターで、立派で豪華ビュッフェランチをご馳走になりながらの表彰式。驚くほど豪華。感激。こんなの今までで初めてだ。

   

参加者皆と歓談、互いの健闘を称えあい、メルアドを交換しあい、次回のレースでの再会を約束して別れた。

爽やかなレースであった。


写真と詳細は後日また。ー
今からエアーズロックへ向う。





Stuwart Highwayはオーストラリアの真ん中を縦につっきる長い長いハイウェイ。

時々 見所があって 休憩を兼ねて停まる。

ここはデビルズマーブルと呼ばれる岩がごろんごろんと転がっている場所。
なんだか面白い。

  




押してみたくなりますよね、、、やっぱり。。。






  
写真上 左)これは最近 ”パカッ!!” と割れた感じで ジャガイモ切ったみたいだなぁ。



スチュワートハイウェイを走るには 結構根気と体力がいる。。。 休み休み進もう。。


   
写真左)モニュメントを見上げる。。 





周りの景色に飽きてくるので、こんな警告広告に ちょっと笑ったりしながら。。。



長い長い スチュワートハイウェイを行く。。。







アリススプリングからウルルへは幾つか行き方がある。

まずは見たかったレインボーバレーにて一泊。


午後遅い時間にサンセットに合わせてキャンプ場入り。

こんな果ての果てのような僻地のキャンプ地にさえ、ガスバーベキュー台があって、トイレも清潔で(無論、水などないが、)感心した。



他にキャンプ組みは二組。静かな夕べと思ったら、サンセットツアーのグループが来て 賑やかに椅子とテーブルをセットしてシャンパンなぞポンポン開けながら、優雅にサンセットを楽しんでいるのをよそに、バーベキュー台で 豪華なサンセットを見ながら質素な夕食の支度。夕食は質素でも素晴らしい夕映えに染まるレインボーバレーが目の前にあるので気持ちは豊か。なかなか良い大地と夕日のショーだった。

    
写真左)夕焼けに映えるレインボーバレーと我らがキャラバン 写真右)朝日



翌朝早めに出て アリススプリングへ一旦戻り、給油してから西へ。

西マクダネルレンジの残りの部分を全部回ってグレンヘレン渓谷のキャラバンパークで泊まる。

        
     写真上)こんなとこで寝泊まりしてます



さて、ここから先はメレ二ーループと呼ばれるアボリジニの土地を抜けて行くので、車の登録をして許可証をもらう。
3ドル払って許可証ゲット。と言っても、形だけのもの。誰に見せる訳でもチェックされるわけでもない。無くたって平気じゃあないのかなーー。




こんな赤土の土ぼこりの道を走り続けると 車の中も赤土でいっぱいになる。。





その “四駆限定” の道でチャリダーに出会う。

素敵な笑顔の青年だった。いい旅でありますように。





キングスキャニオン公園(正式にはワタラッカ国立公園)は、100人中100人がウルルより遥かに素晴らしいと絶賛する場所である。
ここに一泊して、キャニオンの縁を巡るトレッキングをする。

    

天気予報は雨だったが、反して晴れ。噂通りに素晴らしい場所だった。いきなり美しい景色ランキングのトップに躍り出た感じ。
オーストラリアのヘソ部分はなかなかイイぞ。やっとオーストラリアらしくなってきた気がする。

       

        写真上) 公園内のサインをまねしてみた。。。






ウルル   (エアーズロック)

私も 岩を見に来てみました。

ウルルはオルガと言う別の大きな岩と合わせて、ひとつの広大な国立公園を形成している。1985年に元々の土地の所有者であったアボリジニの人達へ返却されてから改めてオーストラリア政府に99年間の予定でリースに出されており、管理は共同で行っている事になっている。

“ただの岩だよ”と言われて来てみたが、いや、やっぱり何かが違う。
外観、存在感、質感、重量感 、あるいは単に美しいとだけ言ってもいいかもしれない。たとえるのは難しい。遥々来た甲斐は十二分にあった。
何かが心に響いてくる。向き合って感じるものがある。
生きているようだ。
   いや、本当に生きているのだろう。
       人類よりも遥かに長い月日を。。。



あるいは、彼方の昔に宇宙から来た飛行船で しかるべき時が来たら、パカンと開いて 飛び立って行くのではないかと思わせるような不思議な鼓動のようなものを感じる。
岩肌の模様すら何かの文字ではないかと勝手に想像する。

  写真下)岩の鼓動に耳をあててみる の図





 岩肌のクローズアップはこんな感じ。すべすべではない。



公園入園料は1人25ドルで三日間有効。

初日、
早朝にウルル入りしたので、早速岩の周りを回ることにした。
一周10.4キロである。絶妙な距離じゃあありませんか。
迷わずランニングシューズに履き替え、水のボトルを手にまずは時計回りに一周。さらにすかさず逆回りにもう一周と計20.8キロの観光ジョギングでウルルの色々な姿を余すところ無く堪能。
          
夕焼けまで軽く夕食を取りながら、夕日鑑賞エリアにて真っ赤に染まりゆく華麗な姿をさらに眺め、キャンプに戻って早めに休む。


翌朝、二日目
朝日に輝くウルルを見るため夜明け前にキャンプを出る。またとない快晴。でっかい太陽が堂々と登ってくる。
       

ウルルの岩肌が光を帯びて、また違った色に映えている。
光と影と、太陽が創り出す二度と同じ景色のない大自然のシアター。
うーーーん、素晴らしいじゃあありませんか。
そのままオルガへ行き、約10キロのトレッキングをしながら、また違った景色を見る。
昼食も公園内で作って食べ、夕方涼しくなってから、夕焼けジョギングでウルルをまたひと回り走った。観光客のひいたあとの静かな道を夕べの清々しい風に吹かれながら世界遺産のウルルを眺めながら走れるのは嬉しい。素晴らしいひとときだった。


三日目、夜半から大雨。

サンライズランニングを予定していたが大雨でキャンセル。お陰で寝坊。キャラバンパークをチェックアウトし、雨のウルルを見にいく。
いく筋もの滝が音をたててウルルの岩肌を流れ落ちる。


こんな凄い光景が見れたのも幸運である。



ぐるっと車でひと回り。その姿を心に焼き付けて、さあ、また先へ進もう! もう二度と来ることはないかもしれぬと思うと少し胸が熱くなる。いい三日間だった。ありがとうウルル。




余談:
ウルルがアボリジニの人達にとって聖域である事は既に周知の事と思うが、それでなくてもノーザンテリトリーには聖域が沢山ある。土地のほとんどが聖域と言っても間違いではないほど、それだけ我らがマザーシップ 地球の大地は聖なる物なのだなあ。
で、聖域なので近く登山が禁止される事になるのだが、既にもう今もほとんどが登れない状況であった。多少の風でも、雨でも、温度が高すぎても登山は禁止。こうなるとよっぽど運が良くなければ登山は無理である。こうして段々と完全禁止になって行くのだろうと思う。
登るか登らないか、色々な意見が交わされる問題であるが、私個人としては、機会があれば是非登ってみたいと思っていた。のぼる事がはたして聖域を犯す事になるのか、持主にそうだと断言されては従うしかないのかもしれん。。が、それならばさっさと全面禁止にすればよい。山国に生まれた我々日本人にとっても山は神聖な場所である。霊山、霊場も存在する。それらの場所と交わって心に感じることもあろう。とは言え三日間の間登山許可はでなかった。






アリススプリングマラソンで、今回が217回目のマラソンという台湾人ご夫婦に会った。
あっけらかんと明るいご年配のご夫婦だった。

いかにも人生を謳歌してますという感じの笑い皺が可愛い素敵なお二人と、日本人のマラソン好き という話題に花が咲いたのだが、なかでも「ニシイチ」なる人物を尊敬しているという。


    ( 余談だが、笑い皺のある人が好きである。)


何故か?と問うたら、このニシイチ氏は日本各地のマラソンの常連でいつも大きなゴミ袋を手に、一番最後から走ってくるそうな。しんがりを努める彼は路上のゴミを拾い拾い走ってくるそうなのだ。

「彼は僕にとってヒーローです」と、台湾人の御主人が流暢な日本語でおっしゃった。

後日ネットで検索してみたが、ニシイチなる人物は見つからなかった。

誰か ニシイチ を御存じな方はいらっしゃいませんか?


アリススプリングからアデレードへ下る道すがら、オパールのマイニングタウン(マイニング=Mining。オパール宝石を地下から掘り出している場所のこと)Coober Pedyへ寄った。

至る所 掘り返された土が積み上げてありその穴はものすごく深い。現在でも活発に行われているマイニングではあるが 掘り出された石の70%は使い物にならないクズ同然の品質だそうだ。
なんだか、ものすご~く ご苦労さんな仕事だなぁ。。
                          さて 右上の写真は地下の教会。

この町は住民の70%以上が今も地下に住居を構えている。どれも立派な作り。
夏の日中はよほど暑いのだろう。地中が涼しく快適だったことから地下住居は当然のスタイルとなっていったそうだ。もともとマイニングで穴を掘るのは得意だったからか。。。?
人口5000人強の不思議な町。




ウィケットキャンパーバンのお尻の文句が好きで、機会がある毎にマメに写真におさめているが、これは読んで吹き出してしまった。かなり気に入った! 
← 座布団三枚だな。
        こっちは座布団一枚



アデレードに入る前にナショナルパークへ寄ってみた。
Flinders Range National Park
ここはカンガルー天国。ちょっと脇道にそれると いるいる 沢山いる。
愛らしい親子や。。。





ちょっと ものうげな 横座りのセクシーレディーや。。。

 ( 単に カンガルーは雄も雌も横座りするだけです。。 )




天気は雨模様だったが 雨がやんだすきにジョギング。
なんだか久しぶりの気分。ナショナルパークを一人っきりで走るのは至福の時間である。



  ありゃ、ずんずん走っていたら中国に来てしまった???

    ← 万里の長城 (Great Wall of CHINA だって)





オーストラリアを半周し
 真ん中を貫くスチュワートハイウェイを南下して レッドセンターと呼ばれる赤い砂漠を抜けて、やっと町と言える所へ出て来た。

     写真右)レッドセンターウェイの印



ポートオーガスタ。アデレードまでは300キロ強の距離にある。

ポートというからには港である。やっと赤土の砂漠を抜けたのである。

半分名残惜しく 半分嬉しい。都会にはインターネット接続があり、ノーザンテリトリーを抜けたとたんに いつだって好きなときにアルコールが買えるようになる。
ノーザンテリトリーでは アルコールが買える時間と量が限られている。
それはかなりシビアに規定されており その時を逃すと翌日まで、週末の場合は週明けまでドライ(アルコール抜きのこと)の状態で過ごさねばならぬ。

(理由のひとつとして アボリジニの人達がアル中になるのを防ぐためでもある。
リカーストアーの店員は断固とした態度で 少しでも酔っている 或は だいぶ飲んでいそうなアボリジニの人達の酒をレジで取り上げて 酔いが醒めたら後で出直して買いに来い、といい放っていた)


飲まない人にはたいしたことではないだろうが 美味しい食事には美味しいお酒がよく合う。特に自炊の楽しみとして、たとえ安価であろうが 一杯のワインは欠かしたくない至極の時間。



さて、ここにきて天候悪化。

ウルルで最終日に大雨に降られてから 低気圧がこのあたりを覆っている。
よく降る雨のお陰で主要高速道路以外の未舗装路はすべて閉鎖されてしまった。
赤土のドロドロの道は雨が降ると四駆であろうと飲み込んでしまう。
よほど車体が高いオフロード車でさえ立ち往生する始末。停まってしまったらなす術はなく、数日はそこで寝泊まりすることになるので、飲食料は最低でも一週間分以上は準備しておく必要がある。





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