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ミッドナイトサンマラソン


トロムソに来てから夕食は早めに就寝は遅めに、と 午後8時半開始のマラソンに合わせてきたつもりだ。



当日朝、10時起床。朝食は軽く昼食はたっぷり、最近摂取し始めたカルシウムとビタミンCも飲んで、徒歩5分のスタート地点まで様子見と散歩。

賑わってるぞ。子供のレースや、5キロ、10キロが早い時間に行われるので町民総出だ。すでにレース終わってメダルをかけて嬉しそうにしている人達で賑やかだ。

奴豚の知合いがボルドーから来ているので合流する。以前マラケッシュとマルセイユマラソンも一緒に走っているので懐かしい。


アパートに戻り仮眠後 軽く食事。沢山食べてるなぁ今日は。
深夜まで走らねばならんのだから、今のうちに栄養蓄えておかんとね。
腰が心配なので鎮痛薬を飲んでおく。どうか最後まで痛まず走らせて下さいな。
のびのびサロンシップ貼って念のためエアーサロンパスもウエストポーチに入れる(準備万端だね)。 そうそう、ウエストポーチも新調したんだった。うっしっし。物価の高いノルウェーで買い物するとは。。。



さて、スタート30分前に集合してウォームアップし、初体験 夜のマラソンがスタートした。

750人もいないなぁ。
予報に反して天気は良く風もなく暖かい。最高のマラソン日和。



        

大声援に送られ町中をぐるりと一周して橋を渡る。往路は車を規制してくれ、橋の中央を堂々と渡り切る。

      


素晴らしい景色だ。息を呑む美しさがず~~っと続くのに飽きずに「綺麗だ、綺麗だ」と独り言。
景色の中に溶け込んでしまうようだ。静かで清らかな凛とした美しさ。ここを走る事が出来るなんて、なんて幸せなんだろう。

      

最初の折り返しを戻ってくる先頭ランナーとすれ違う。ほどなくボルドー出身のD氏も軽快に飛ばしてゆく。
3分遅れて奴豚。すれ違いにパチリと記念写真。
      

カットオフ(制限時間)が5時間30分とあって皆さん早いなぁ。牛美は後ろから数えた方が早いぞ。

      

二度目の橋渡り。これでやっと半分。
登り頑張って、下りは風と共にぐいぐい飛ばす。コース中一番気分の良いところ。
せっかく前行く皆さんを抜かしたはいいが、その先で抜き返されて情けない。。


またまた大声援の町なかを抜けて、海沿いをぐるっと一周で空港まで。トロムソに着いた時に乗ったバス乗り場だ。
滑走路脇を折り返して、さぁ町へ帰ろう。



まさしくミッドナイトサン。午前零時の太陽が眩しい。

今晩の好天は天からの贈りもの。あぁ素晴らしい天気と素晴らしいマラソン大会。給水や運営、全てに満足。



沿道の皆さんも深夜すぎても熱心だ。ヘイヤ!ヘイヤ!と声をかけてくれる。ヘイヤはきっとフレーフレー!みたいな意味なんだろうな。だから一緒にこちらもヘイヤ!ヘイヤ!




距離表示が通常と逆で、42.195から始まり1キロ毎にマイナスされていく。41キロ、40キロ…20、10、5キロ…といった具合だ。

      

走っている時って簡単な引き算も億劫なんだわ。
何キロを何分で走っているのか そんなことどうでも良くなって 時計を見るのをやめた。どんだけかかろうといいじゃないか。4時間半程度でフィニッシュ出来れば嬉しいが、たとえ5時間でも それでもいいや、と思った。腰も痛まず快調に足が前に出るだけで万万歳だ。



鎮痛薬のお陰か足の痛みがいつもより楽な気がする。終盤弱気になっていた今までと違って気持ちだけは強気。走る速度はスローモーションなのだが、気持ちはとても前向きだった。



手元の時計を見たら午前1時を回っていた。
あぁ、4時間半切りはダメだったなぁ、と思ったが 自分に恥ずかしくない走りをしてフィニッシュラインが見えた時は晴れやかな気持ちだった。




最後はきっちり、と スパートしてみた。優しい声援がブラボーと言ってくれる、嬉しいなぁ~。走ってきて良かったなぁ~。


メダルをかけてもらっても、まだあと8キロくらいなら走れるんじゃないか。。。と、 そんなこと思ったのは今回が初めてだ。


広場でジュースやノンアルコールビールを貰って飲み、奴豚を探すも見当たらないのでアパートへ向かって歩き出したらば、先にアパートへ戻ってシャワーを済ませた奴豚と出くわす。フィニッシュ後にもどしたんだと。吐くほど頑張ったのか?と聞いたら4時間14分だって。なんだそうでもないじゃないか。体調悪いのかな。。?


ボルドーのD氏は公言通り3時間40分、立派!
牛美は4時間44分。

シャワー浴びてから我がアパートでささやかに祝杯を。
深夜2時の祝賀会は速やかに終わってベッドへ。



マラソンしていなければ出会う事のなかったこの町。
来て良かった。来れて良かった。

トロムソは生涯 心に残るマラソンになるなぁ。


        



翌日、リカバリーハイキングで、奴豚に連れられ20キロの山路をゆく。
腿が上がらずマラソンより大変だった。

    

     

野生のトナカイを見たので気を良くして帰宅。
(クリックで拡大すると見えます)


腰の具合は走っている時は痛くないのにソファには座れないという牛美には好都合の腰痛だったがもう大丈夫。



MSM(ミッドナイトサン)オフィシャルサイトに非公式の結果が掲載されていた。
女性ランナー122人中82位 ひぇ~ 亀だなぁ
ふぅぅ~。ため息が出る。年齢別だと14人中7位。
フルマラソン総参加者数は523人だった。

これが実力、これが現実。素直に受け入れよう。



奴豚作成のトロムソマラソンYouTubeギャラリーはこちらから。




7月2日

8時間のラウンドトリップ

観光っぽくない観光のひとつにトロムソの公共交通機関が売っているラウンドトリップがある。

トロムソを午後4時にバスで出発してカーフェリーに乗り、バスを乗り換えまたフェリーとバスと交互に乗り継いでかなりの広範囲をぐるりっと回ってくるだけのものなのだが、ガイドはおらず自分で移動し、車窓&船窓から景色を眺めるだけのシンプルツアー。

所要時間8時間。たっぷり景色が眺められる。

極めつけは後半4時間の豪華客船での帰路クルーズ。トロムソ帰港は深夜零時。

        

生憎の雨模様だったが、雲の切れ間からフィヨルドと雪山も臨むことが出来、全く揺れない静かで豪華なクルーズを楽しんできた。とは言えクルーズって けっこう暇。船旅はNewlywed & Nearly Dead 向けと、あるお爺ちゃんが冗談言ってたのを思い出す。

        



7月3日

移動の為の準備と荷造り。
僻地へ移動する為 保存食料を確保。

雨で寒い。というか、我々には寒いのだが Tシャツの人もいる。
冬のジャケットを着ている我々である。





7月4日

5時半起床で朝食してからバックパック背負ってフェリー埠頭へ。

トロムソとお別れ。

7時10分出港予定のフェリーが来ていない。。 嫌な予感。。。
隣のフェリーのクルーに尋ねると「船が壊れて、今日は欠航だよ」。。。って
えぇっ~!!!」と静かな港に牛美の声が響き渡る。

替わりの船もバスもないの? と聞くも 詳細はわからないが船は欠航だよ、だとさ。どうするさ?奴豚?
隣の高級フェリーで取り敢えずトロムソを出るか。。。
行き先は違うが方角はそう遠くもない。値段は3倍だが。
行くか留まるか、我々の性格だとこの場合、行く、という決断になる。
で、フェリーに乗ったのだが……

さてどーする? どこさいくべか?







ココに着いた…


高級高速ハイドロフェリーで南へ1時間10分。
最近 町になったFinnsnes(フィンスネス)というところ。



ノルウェイで二番目に大きな島センヤ(Senja)へ行く為に、ゲイトウェイになっているこの町へ来たのだが。。。


センヤ島はロフォーテン島に次ぐ 絶景の島。手つかずの自然やダイナミックな山々がそびえ立つところなのである。



、、、センヤは我々の様に自分の足がない旅行者には動きづらい場所なのである。

下調べで如何に島内の移動が不便かを知っていたので、トロムソからフェリーで直接センヤの小さな港町へ行く手筈を整えたのに、なのになのにの欠航で困った困ったなのである。



行く予定の港町には宿が一軒。食堂を兼ねている。
一番近い店まで4キロメートル。

早い話が何もない小さな小さな港。

そこへ行くバスは月曜、水曜、金曜 に 一日一往復だけ。

そこからの復路バスは日曜の夜にも1便あり、それに乗る予定で、以降の乗り継ぎを計画しているのだが、もしバスが運休したら…などと思うと二の足を踏む。 (写真↗ 魚 干してます)


船着場 兼 バス停 で しばし家族協議。”地の果て的な何もない港へ行きたい牛美” と ”バスが運休した場合の先の見通しを危惧する奴豚” と… どうするどうする? で、慎重派な我々はフィンスネスに宿を取って、行けるだけの範囲でセンヤ島へバスで通うという決断に。


結局、良い決断だったとあとから思う事になる。




センヤ島 は ここにある。↓      



 当初行こうと思っていた場所は右下の赤い丸部分
    
          入り組んだ地形



ジモティー達が今年最初の夏日と喜ぶ 7月5日

またまた5時半起床、朝イチのバスでツーリストインフォの青年オススメのHamn (ハムン) へ向かう。

    
(写真:親切なバス運転手のご好意でハムンまでの運賃で終点までドライブ。客は我々だけ。景色を見せてもらって復路でハムンに降ろしてもらう。これはトルスケンの港)




港のなかにはも町とは呼べず宿が一軒あるだけのところも。

ハムンも同様。ちょっと高級な感じはする。







好天のお陰で 景色が見事だ。(写真サイズを普段より大きくしてあるので拡大も綺麗に見られます)


これぞ青空! これが海だ! と 言わんばかり。



 写真下:被写体を変えて同じ景色を撮る。  (左:子猫 / 右:子豚)
      

             気持ちの良い日だ。
           



山に登って 昼食して 昼寝…





 パノラマ写真。拡大で。  



      
     (写真左:拡大するとハムンの港と宿が一望できる。)



何やら大きな物体が見える。トロル。おとぎ話や昔話に登場する妖精だそうだが妖精の外見って色々なんだね。北欧全土にトロルは存在し国によってすこしずつ解釈が違うようだ。

      
センヤにあるこのトロル像は世界最大サイズなんだって。ふぅ~~ん。




7月6日(金)

5時半。厚いカーテンを開けると 外は雨。

う~~ん、、けっこう降ってるぞ。7時のバスでセンヤのmefjordvær (メヒョルドバー)という港へ行こうと思っていたのだが…

{ここが行こうとして欠航で行けなかった当初の予定宿泊地なのである。一目 見ておきたかったが、雨宿りする場所もなく8時間も外で時間を潰さねばならぬ。}


で、あっさり中止。カーテン締め直して寝てしまった。
よほどこの mefjordvær という港と縁がないとみた。



昼、実家にSkype。便りのないのは元気な証拠とは言うものの うん とも すん とも音沙汰ないのも…
なんのこたぁない。。ごく普通に元気で あっさり電話を切られる。我が親ながらクールな人達。。。
奴豚のラテン系家族とは真逆でえらく対照的。
今月末からのマルセイユ滞在、今から心しておこう。



今後の予定

来週、ノルウェイのNarvik(ナルヴィック)から電車でスウェーデンへ入国する。
Kiruna(キルナ), Lulea(ルレア), Ostersund(オステルスンド), Stockholm(ストックホルム)と南下する予定。

Ostersund (オステルスンド)へは ハーフマラソンを走りに行くのである。
と言うわけで次なるレースは7月21日(土)ハーフマラソン。楽しみ!!










7月7日

七夕ですが暗くならないので星は見えません…

ミッドナイトサンにもすっかり慣れて 深夜に日がカンカン照っていても不思議だとも特別だとも思わなくなった。
ついつい寝る時間が遅くなってしまうのだが。


7時45分のバスでセンヤ島の東側にある Botnhamn(ボツンハム)へ向かう。土曜日だと同日中に行って戻れるのはバスのスケジュール上 ここしかない。



途中の Lysnes リスネス港でトロムソから来るフェリーを待って、小型のバスに乗り換えさらに進む。







このフェリーがまさに先日壊れて乗れなかったヤツ。

そんなボロでもないじゃん。差額返せ~。




バスの客はまたまた我々だけ。と、運転手さん またご好意でスケジュールにはないが、物資を届けるから景色の綺麗な Husoy フーソイという港まで乗って行って良いよと言ってくれる。

え?! フーソイ、行きたかったんだ~。 
まさか行けるとは夢にも思わなんだ、感謝。





             フーソイは小さな島だった。
      
      


物資や郵便物を届けた帰りに Botnhamn ボツンハムへ降ろしてもらう。
帰りは14:45だからね、と 運転手さんに念押される。

      
(写真左:ボツンハムの港。隣はフェリー埠頭。)(写真右:カモメ達は子育ての真っ最中。浜の草むらにはうぶげふわふわの雛がいて、親鳥達は神経質に近づく人達の脳天へと攻撃をかけてくる。)

      

ピクニックで丘に登り昼食タイム。静かで平和な午後。
ノルウェイ出身のミュージシャン a-ha の歌 マイナーアース・メイジャースカイを口ずさむ。。。





7月8日 (日) フィンスネス 5日目。

日曜とあっては何処へも行く事は出来ない。バスも運休、店も飲食店を除いて全部休み。

のんびり起きてゆっくり朝食。天気快晴なんで昼からトレッキングに行く。
山を駆け上がるつもりでランパン、ランジャケで出発。

奴豚は山岳レースにエントリーしたのでやる気満々で練習を積む算段。
今月末、マルセイユに戻ってすぐにレースなのでロクな準備は出来ないだろうが。
ボンネット(仏語では帽子の事) と呼ばれる山登りレースで、フレンチアルプスで開催され、27kmの登りのみのコース。2500メートルの山頂目指して登るんだそうだ。ご苦労さんなこった。。。

フィンスネスの山はたったの500メートルの高さだが、暇にまかせて違うトレイルを3往復する。ゼーゼー……あぁしんど。。
山頂の小屋にサイン帳が置いてあり、皆そこに来た日時と時間を記していく。何十回も来ている常連さんでサイン帳は埋まっていく。我々も習って署名する。
まだ走り足りない奴豚は現地の見るからにアスリートの青年にくっついて更に高みへと登って行ったので、牛美は疲れて先に帰宅。





7月9日 (月)国境に近い町 Narvikへ移動。

11時15分のバスでFinnsnes (フィンスネス)を出る。途中Bukutamoen (ブクタモエン)で乗り換えNarvik(ナルヴィック)まで約3時間。

Narvikからスウェーデンへ電車が走っているのである。
ノルウェイの北には鉄道が通っていない。飛行機かバスかフェリーを乗り継いで移動するしかないのだが、スウェーデン側ならば北から南へ鉄道で縦断出来るのである。

せっかく来たから三泊して山歩きをしようというわけ。


アビスコ国立公園もすぐ近くだ。

(注:アビスコへ行くならスウェーデンのキルナ駅からの方が電車の本数が多いので便利です。)



7月10日(火)




     朝からピーカン!

  ナルヴィックは小さな町で観光と言うと、教会…。う~む。


だが、アウトドア派には嬉しい山歩きがある。






ミッドナイトサンを見るのに格好の展望台があり、ケーブルカーで気軽に上がれる。
我々は丈夫な足があるので徒歩で登る。




ケーブルカーステーションを通り越し更に登る。スキーシーズンならばチェアリフトで上がって行けるようだが 今はお休み。

      


海抜1100メートルの尾根まで上がって一息つく。港から登ってきたから、きっちり1100メートル登ったわけだね。さらに上にさらに先に尾根は遥かにつながっている、が、雪が多く残っていたので 引き返す事にする。


        スウェーデンは向こうかな、と思いながら写真を撮る。
            


天気が良いと本当に綺麗だー。



宿に戻って共同キッチンで自炊飯。昨日は日本人が二人滞在していたが、今朝それぞれ旅立っていった。そして誰もいなくなった感のあるシーンとした安宿。ここは安宿と言うにはもったいないくらい清潔で便利。古い駅舎を改造した二階建てでドミトリーとプライベートルームがある。駅舎名残の古い電気のスイッチや長椅子、梯子が今でも利用されていてレトロ感もある。隣にこれまた古い駅を改造した木のベンチのパブもあり宿泊者受付を兼ねている。
我々が居る4号室が一番豪華な部屋でダブルベット、ソファーとカフェテーブル、シンクがあり窓も大きく庭が見えて綺麗で至極快適。トイレ・シャワー・キッチンは階下にあり何時も清潔。
駅舎だったと言うだけあり隣は線路。引込み線で ゆっくり走る列車の軋む音が時折聞こえる。鉄っちゃん向けかも。




7月11日(水)

天気予報はあてにならずシトシト雨。
ザーザー降らなきゃ歩きに行けるかー、と思うもテンション上がらず部屋でぐずぐず。
昼に散歩がてらツーリストインフォへ行き、そのままチョットだけ山歩き。

青虫がいっぱい。よけて歩けないほどトレイルを埋めつくす青虫達。ゴメンよ、と謝りながら、でも踏んで歩く。(よける隙間がない)これ全部が成長したら山じゅう蝶々で一杯になるんだろうなぁー。でも歩く人多いからかなり減るんだろうなーとしょうもない事を考えながら散歩して戻る。

今晩は冷凍ピザをオーブンで焼く手抜き飯。
そう言えば、ノルウェイに来て未だ一度もレストランへ行っていない。。。と、気が付けば明日はスウェーデンだ。結局ノルウェイグルメの機会はなかったね。財布の紐硬い硬い。




7月12日(木)

10時02分発の電車でスウェーデンのKiruna(キルナ)へ向かう予定が、ホームで待っても電車来ず。
かなりの乗客が待っているから そのうち来るんだろうと思っていたが、ようやく皆さんも オカシイな??と思い始めたようだ。

電気系統の故障で遅延だそうな。  またかいな。。。我々が乗ろうとするとこれかい。。
今日は別に急ぐ乗り継ぎがあるわけでもなし 気長に待とう。

3時間後の午後1時15分、やっと出発。
Kiruna着は午後4時。天気が悪いせいで Kirunaの町はやけに暗くて陰気臭く感じる。
予約していたのは町で最安値のホステル。
外観は悪くないが インターネットが使えないと言われて 奴豚がふくれっ面。三日間なんだから我慢せ~や、山歩きに来たんだから。。。

【 注:スウェーデンのホステルはシーツとタオルは原則持参、(持ってるもんね、我々は。)寝袋の使用は厳禁で、シーツのない人は宿の物を有料で借りねばならぬ。
チェックアウト時は各自が掃除をして出て行く。立つ鳥跡を濁さずだね。】

まぁどうせ暇なんだからと引越しを視野にいれて、町の宿を片っ端からあたって歩く。
なんだか 言っちゃ悪いが…時化た町だなぁ。。。
インターネットのためだけに大枚はたくのは勿体無いので 引っ越しするのはやめにする。

スウェーデンのキャッシュの手持ちがないので取り敢えずATMで現金引き出し、スーパーが閉まる前に食料を確保に行く。
こんな時は麦酒でも飲んで夕飯して ゆっくりしようや。

で、どうやってこのブログをアップしているかと言うと、道路を歩いていてオープンコネクションを見つけたので、街角につっ立って ネットをしているのである。




キルナからアビスコハイクへ



7月13日(金)

曇り。アビスコ国立公園へ行くべきか否か。…


スウェーデン電車(SJ)のチケットはいろいろな値段分けになっている。
同じ便に乗るにも買う時期やクラス、年齢で大きく違ってくるのだが、今日の様にその場で買って乗る場合は選択はない。


翌日の安い便を買って天気を運に任せるかー、ちと割高だが曇りの今日行くかー。牛美の場合は今日行くという決断、奴豚だと安い明日にという決断になる。
出来る時にする、行ける時に行く、買える時に買う、これは今までの旅で何度も痛感してきた事、決断は潔く。だが、奴豚は未だに決断力が弱いんだー。

つい先日も、その決断力の弱さのお陰で、狙っていたブエノスアイレスの最良物件アパートの賃貸チャンスを逃して大ガックリ大会だったのだ。『これ以上の立地とお値打ち感はないぞ』と牛美がイチオシしていたにもかかわらず、1ヶ月以上もアーだコーだと難癖つけて決めずに放置していたから、別の人に貸し出されてしまったのだった。
慎重、そりゃ~慎重に越した事は無い。勘ぐる危惧する安全策を取るのは当然だが、石橋叩き過ぎなんだ奴豚は。ーなので、危ない目には一度も遭わずにいるとも言える。どっちもどっち。案外良いコンビなのかも。意見が何時も分かれるので面倒だけれど。


話を戻そう。

結局アビスコヘ行った。
電車は遅延。またかい…

ポピュラーな王様の散歩道をハイキング。

       

       

途中雨に降られる。
スウェーデンで一番高い山ケブネカイセへの入口。アビスコ川沿いを歩いてきた。
山小屋に泊まりながら数日かけて歩かないとこのコースの良さは解らないかも。
       
それにしてもおびただしい蚊の攻撃…逃れようがない。蚊の大群を身体に纏って歩いている感じ。止まると刺されるのでランチも歩きながら。スウェーデンのここら辺の夏は蚊に悩まされるんだね。

   


約4時間強のイージーハイクで 帰路は定刻(やれば出来るぞSJ!)の17時発の電車でぐっすり熟睡。





キルナのツーリストインフォに苦言申す。
電車/バスチケットの事を聞いても、トレイルの詳細を聞いても、銀行のATMの事を聞いても、答えは全部  「I don't know」『おい、坊や。君は何故ツーリストインフォの受付に座っているのかい?』見上げる程の身の丈でその分 頭に血が回って無いんちゃうか? 今日から君の名は”ウド”だね。



7月14日  昨夜から降り続く雨。
やはり 昨日のうちにアビスコヘ行っておいて良かった。

キルナの見所は世界最大かつ世界最高品質の鉄を産出する鉄鉱石の鉱山。全てオートメーションで、見てきた人の話によると一見の価値ありだそうだが、雨の日は見学者が殺到するのですでにツアーは売切れなり。このまま掘り続けると町の地下はぽっかりがらんどう状態になり、街そっくり陥没の恐れがあるので2030年頃に街ごと北へ移転するんだそうだ。

       
    (写真左:キルナ駅)          (写真右:鉄鋼発掘坑)


ツーリストインフォで半日ネットして過ごす。
今日は”ウド” おらず。



7月15日(日)

晴。

朝食後 部屋の掃除。掃除機かけてベッドメイク、ゴミの選別。
電車の時間までインフォメーションに立ち寄りネット。


古ーい二輌だけの電車がホームの遥か彼方前方に停まっていたが 誰も気に留めず。発車10分前にアナウンスがなかったら誰も気がつかなかったかもしれない。。。
え?あれなの? ?? と、皆一様に同じリアクションをして 焦って走って行って乗車。何もこーんなに前方に停めなくたって…
車掌さんは車内売店も担当。切符を確認した後は車内販売の売店ブースに入っている。



Lulea(ルリア)まで3時間40分。スウェーデンの東側海岸へ出た。フィンランドとの間に千以上もの小島が浮かぶバルチック海をはさんでいる。

海沿いというのは開放的な感じがする。



駅から宿迄は1キロ。荷物背負って徒歩、約13分。

あらかじめメールで建物入口のパスコードと部屋番号並びに部屋のドア用パスコードを知らせてもらっていた。

新築のホステルでほぼ無人。受付に係りがいるのは極短い時間だけ。
部屋はシンプル。WiFi無料、窓はなく二段ベッドで下段がダブルサイズ上段はシングル。小さなテーブルひとつ。壁に大きな鏡とフック。シーツと枕カバーは持参。肌がけ布団はついている。以上。

共同の綺麗なキッチンとピッカピカのシャワールームが沢山あり洗濯機・乾燥機は無料、ルーフトップテラスまである。既に述べたが新築、染みひとつない。ここもチェックアウト時は自分で掃除する。
これで 一泊6200円、スウェーデンにしてはとても安い方だ。

日曜日だがスーパーが開いていたので食材仕入れて豊かな夕食。発泡酒はノルウェイより安いぞ。





7月16日(月) Lulea 2日目


窓がないお陰で 陽の光に妨げられる事なく 久しぶりに熟睡出来た夜だった。
寝不足が続いていたので ありがたい、窓がないのも 時には良いのだね。とは言えどもこの緯度まで下りてくると太陽は短時間、地平線に隠れる、、、がそれでもかなり青白く明るい。
      

一応、日没は23時ちょっと前、日の出は2時頃。これから日に日に夜が長くなって6ヶ月後には日没は午後2時頃だそうだ。


さて、本日はパワービジットの日。
それって何ぞや? 町を走って見て回る事。地図で要所を確認し、ジョギングで各所を眺めて回る。それをパワービジットと呼んでいる。ランナーにはポピュラーな観光手段である。
マラソン後、山登りはしていたが走るのは久しぶり。

      

皆さん海で泳いでるよ。やっと夏らしい夏って感じだ。スウェーデンの夏。日本の猛暑を思う。

ルリアは小さな町。が、地図を見ていたらfacebookと書かれた地域がある。スウェーデン語の地名の中でやけに目立つ。何だ?と思ったらfacebook社の海外初のデータセンターであった。その広さったら広大なんて規模じゃない。何万台もの巨大サーバーがここにあるらしい。

さて、ジョギングは途中ツーリストインフォ、バス停、駅に寄り、湖を一周、町の外側をぐるり、メインストリートを抜け銀行へも行き レストランもチェックして戻って洗濯。


一度ぐらいはレストランで食事しようかと思ってみたが、ビールの値段見て 気が変わる。しっかり節約が身に染み込んで、ビール一杯に75クローネ(840円)も払えるかい、と思ってしまうワタクシ…


宿の屋上のベンチでおツマミとビール、やっぱこっちの方がいい。





Lulea はルリアと言うよりルレアに近い発音。(ま、大した事じゃないが)


ルレアにはヨーロッパ最大と言われる屋内ショッピングセンターがある。
大型集合ビルというのではなく通りを隔てて幾つものモールが繋がっている感じ。御殿場のアウトレットモールにいるような気もする。。。


街は碁盤の目のように整い 平坦な地形で 動きやすいからか 御年配の方々が多く暮らしているように見受けられる。動き易く外出がし易いという利点からか車椅子の人や障害を持つ人も多く訪れるのであろう。今の時期気候も良いし昼間はメインストリートを行き交うのは御年配の方ばかり、穏やかな街である。


…なんだが、何故か気持ちが塞いでしまって元気が出ない。気が滅入るというか、落ち込むというか、なんとなく理由は自分では解るのだが…


Ostersund (オステルスン)へ行く夜行寝台列車の出発までまだまだ暫く時間があって今日はちょいとシンドイなぁ。





7月18日 (水)時計止まってんじゃないのか?と 何度も何度も時刻を確認。やけに時の流れが遅い。。。
20時40分発の寝台列車でOstersundへ行くのだ。

早いところLuleaを出たくて仕方がなかった。エネルギーがどんどん減ってついに元気が失せてしまった。ヨットが浮かび綺麗でお洒落な町なんだが、牛美とは合わない場所であった。



寝台列車のコンパートメントは六人用。

こういつまでも明るいとなかなかベッド作って寝ましょうよ、、という気持ちになりにくい。




同室になったのは 大柄で優しい顔立ちの男性、HarukiMurakamiの本を持った長身無口な若者、育ちの良さそうな若者、母と小さい娘はひとつのベッドで一緒、そこに我々なので 狭いコンパートは荷物も多く身動き取れない。


途中、連結予定の他の電車が遅れて、1時間待たされる。

当初4輌で出発した列車は気がつくと10車両以上の長さになっていた。最終目的地はストックホルムなので我々は途中で乗換えだ。





育ちの良さそうな若者が皆に話しかけ、我々も加わりしばし歓談。クラシックバレーのダンサーなんだそうな、どうりで育ちも良さそうだが細い身体は鍛えられて綺麗だ。待ち時間の間にホームでストレッチ代わりに踊っていたが素晴らしかった。



22時半にベッドを作って各自収まる。我々は最上段で楽チンであった。

             

翌19日、6時20分、遅延を取り戻し ほぼ定刻に乗換え駅のブレッキャンで降り、予約していた便とは違う早い時間の乗継便にちゃっかり便乗して、予定より2時間早くOsterusund(オステルスン)に着いた。
これまたラッキーにも 早朝にもかかわらず、宿にチェックインさせてもらい仮眠する。


Osterusund(オステルスン)には二泊。土曜日チェックアウトして午後ハーフマラソンを走り、その足で夕方の電車に飛び乗りストックホルムへ向かうのだ。
わざわざハーフマラソンを走るために遠回りして来たのである。
ハーフに2時間半以上かけたら電車に乗り遅れるからささっと走ってこなければ。。。







Jamtlandpafotter を訳すと、”Jamtlandという地方を己の足で走る”という意味だそうだ。

Jamtlandという地方にはこのOstersudという町しかないのである。
今日知ったのだが、ここの湖にはモンスターが住む事で知られているそうだ。

写真左:この湖にはこんなんが住んでます表示。写真中央:湖畔のモンスター像。:ぬいぐるみもあり)
     
ネス湖のネッシー、屈斜路湖のクッシー などの未確認生物の類。
ここのは捕獲禁止で保護されているそうで、ソナーでは何か大型生物が確実に存在する証拠を捉えているらしい。

マラソン走りながら湖面に注目だな。(そんな余裕があるわきゃないか…)




さて、本日はマラソンのゼッケンをもらいに行って来た。




メールで連絡取り合っていた主催者のマイケル氏にお目にかかる。

今まで親切かつ素早い返信で色々と情報や助言をもらっていたのである。




      

その場で参加費払ってレジスター。

当初、このマラソンをネットで見つけた時はスウェーデン語のみのサイトだったのだが我々の為に英語のサイトを追加してくれた。が、その甲斐あって海外からの参加者が増えたそうで、逆にお礼を言われてしまった。今年が二回目の新しいマラソン大会である。初々しくアットホームだ。


夕方、彼の家にお邪魔。

その後 港へ出掛けて今日から始まったミュージックフェスタの幕開けライブを楽しんだ。レース前でお酒飲めないのがチト残念だったが。




スウェーデン最大規模の音楽イベントが一週間ぶっ通しで行われると知っていたら、ここにもっとゆっくりしたのにー。

知らなかったので仕方ない。







  

      「走って、当たって、駆けて、乗って…」


7月21日(土)

レース後の着替えを別袋に入れ、荷造りして11時にホテルをチェックアウト。荷物をフロントに預けてハーフマラソンスタート地点へ向かう。


無料バスが15分おきにランナーを運んでくれている。

街の中心ではビンテージバイクコンテストが開催されていて、ミュージックフェスタやら盛り上がりをみせつつあるオステルスンに後ろ髪ひかれる旅立ちの日。

知っていたらせめてもう一泊したのに残念でならん。


13時スタートのハーフマラソン集合地点には着替え、シャワー室、トイレが完備。荷物の預けもスムースでウォームアップのエアロビエクササイズに参加してスタートに備えていた。


風 強ーい! これは追い風か、はたまた向かい風なんだろうか。。。?


   スタート! ははは、、、 思いっきり向かい風。Uターンはないから最後まで向かい風だ。


1時間30分、1時間45分、2時間 のペースメーカーが風船つけて走ってくれる。



牛美は2時間のピンクの風船、奴豚は1時間45分にくっついてスタートした。風で風船がちぎれて飛んで行きそうだ。

      

前半はなだらかなアップダウンの繰り返し。
ピンク風船の彼女は登り坂になるとスピード上げるなぁ、と始め思っていたのだが、なんのことはない 自分のペースが落ちるだけじゃないかと判って苦笑しながら追いつこうと頑張る。。。が、半分来た所から追いつけなくなっていった。

            

北欧の大会は km表示がカウントダウン形式なのだね。この大会も21.1から逆に数字が減って行った。



残り10キロ地点、手元の時計で1時間3分。残り4キロ地点で橋を渡る為 少し登り。

      

結局挽回叶わずさらに遅れて目標2時間には遠く届かず。

      

奴豚は写真撮りながらの健闘で1時間48分。牛美は2時間7分。
奴豚は牛美より20kg体重が重いが、20分速い。。。ちょっと悔しい。

      

メダルかけてもらって、バナナとドリンクを貰う。(写真右:ツーリストインフォのお嬢さん、初マラソンでサブ2也)

      

ステージで忙しそうに動き回るマイク氏にお礼を述べて、ホテルに戻ってシャワー。
身支度してそそくさと駅へと向かった。とても楽しい大会であった。


ハーフマラソン参加者数:男性142 女性74。 11キロ走には250名程度。


実は、小さな大会ならではのお楽しみもある。

  協賛スポンサー提供品の抽選会があったのである。

 牛美、見事に靴が当たる。優勝するより嬉しいかも!
(もちろんそんなことはないが、優勝はあり得ないので。。。)

夕方の電車で街を出ると言うとストックホルムで引き換えてね~とのことだったので、どんな靴なのかは乞うご期待


5時12分 (初めて)定刻に出発したSJインターシティー車内に無事収まった。充実の一日。



マイク氏が次回はウチに泊まればいいよ、とな。
  そんなこと言われると。。。嬉しくて、、、 
            本当に来るよ 我々!  

      再会を楽しみに!  ありがとうマイク。



抽選で当たった靴はTreksta というトレイルシューズ系で、ネットでチェックしてみた。悪くないと思ったのだが。。。

実は奴豚がスタート前から当たる気満々で5本指バイブランシューズを狙っていたので 交換が可能ならば譲ってやろうと思っていた。

ストックホルム月曜の朝、指定されていた店へ出向く。
店員さんがその靴はうちでは取り扱っていないとおっしゃる。。。
  そんな気はしたんだ。五本指靴もなかった。。。、店内の靴1500スウェーデンクローネ(17000円相当)以下ならどれもOKとあいなった。

トレイルシューズとソックスを頂いてきた。リーボックスのゴアテックス。サンキュ!
        


午後はストックホルム市内を散策。ずーっと以前に一度来ているがほとんど記憶が消えていた。へぇ~ ここ、見たっけ?来たっけ?

  

旧市街はいいね。観光客ばかりだけど。。。   パレスで衛兵の交代式を見る。
           


ノルウェイとスウェーデンを回った北欧の34日間 最終日はこ綺麗なレストランでディナーを。

   過ぎてみるとあっという間だ。
         

北欧はバイリンガル度100%である。いったいどのような教育をしているのだろう。これは凄いことだと思う。スカンジナビアが母国ではない人達はさらに出身国の言葉を話すので3カ国語は当たり前という人達が沢山いる。
ヨーロッパも5カ国語は軽く話す人達が多くいるが、子供からお年寄りまで誰もが英語を普通に話すという国民に感心してしまった。
履歴書の特技欄に英会話などと記入しても不思議がられない我が国を憂う。




7月24日

ライアンエアーでストックホルムからマルセイユまで。飛行時間は3時間弱。

ライアンエアーはローコストエアラインの中でも最も規則がシビアな会社。
ローコストとは呼ばず自らをローフェアと称する。ローコストはコストが低い訳で、価格が安いからローフェア。
如何に低価格を維持するかだが、基本の座席の値段をギリギリまで下げて、荷物代金でがっつり取り返すので、預ける荷物が重いと思いがけずに高額になるから要注意。

何故シビアかと言うと、出発の一週間前から一日おきに確認メールが送られてきて、そこには。。。 
①予めネットでWebチェックインを済ませて搭乗券を印刷しておくように。
②預ける荷物が予定より多い場合は事前にネットで差額を払っておくように。
③機内持ち込み手荷物はひとつのみで重量10kg以内、規定サイズ以内、それ以上は差額を支払う事。と記載されている。

出発日まで同様の確認メールが三通来るので、搭乗時 規則に沿わない客に対して有無を言わせない。搭乗口で手荷物チェックがある。
不思議な事に規則を無視した客が多い事に驚くと同時に地上係員を相手にドラマチックな言い訳をする人達に苦笑。それを冷静かつ機械的に捌く係員達が小気味良いのだが。。。


8ヶ月ぶりのマルセイユ。

奴豚の親豚達も年相応の健康状態。
我が家と呼べる場所でもある。着替えが置いてあるのでやっと違う服が着られて嬉しい。

それにしてもスカンジナビアから来ると何でもやけに安く感じられる。



7月27~30日

早速レンタカーでニース/カンヌ/モナコへ行ってきた。
カンヌで日本から来た友人と駅で待ち合わせ、ビックカメラ.comで注文したデジカメを持って来てもらった。

ニースからフレンチアルプス入りして山間の小さな村に三泊。

        


(フレンチアルプスにはこんなモルモットが住んでます)→

日曜開催の奴豚の山登りレース「コル デラ ボンネット」につき合ったのである。
とても綺麗な素晴らしいコースだったので レースの写真は後日掲載。


今年のフレンチアルプスに大量発生している蠅がうるさかった。
うるさいって 「五月蝿い」と書くんだ。。。 なるほどね~。



コルデラ ボンネット レース

高度1160mに位置するサンテエチエンヌ デ チネールという町。
        

朝7時にスタートした約200名程のランナー達。
27キロ先のコル デラ ボンネットを目指す。高低差1642m。
        

ここはフランスで最も高い所にある舗装路の峠として有名な場所で景色が素晴らしく訪れる人も多い。
ヘアピンカーブがバイカーやサイクラーにも人気。

        





車の規制がないので先頭ランナーの前後は先導車がガードする。




     5キロ毎に給水所。







        

牛美はランナー仲間の奥さんの車に同乗させてもらい皆を追いかけ追い越しながら撮影班にまわった。

          

先頭をぶっちぎった男性が最後までトップをキープしてレースを制した。登りとは思わせない力強い走りっぷりだった。

            


スタートから10キロ地点、先頭が行ってしばらーくしてから奴豚現る。
「ゴメンね 遅くて」と言いつつ走り去る奴豚を見送り、ランナー皆の写真を撮り、次の撮影場所へと移動。

        

真っ青な空が写真に映えて綺麗だ。昨年の大会は凍える寒さだったと聞いたので防寒服を用意したが必要ない好天。

      

ヘアピンをじっくり登るランナー達。
長い長い長ーーーい坂がフィニッシュまで続く。見てるだけで疲れる。

      


奴豚はこんな風に写真を撮りながら走る。
        



      

      高度が上がるにつれ風が強く冷たくなってきた。

          

皆 頑張ってる。
応援に応えてくれる。ブラボーマダム!  アレー(行け)ムッシュ!


        

ラスト2キロの勾配がきつくて皆歩く。牛美もバック担いで一緒に歩く。
最後のコーナーを回ってフィニッシュが見えたら力を振り絞ってラストラン。

        

奴豚ゴール。3時間41分。初トライにしては予想より好タイム。よく頑張りました。
          ご苦労様、おめでとう。



町へ戻ってランナー仲間の友人達とのランチに混ぜてもらう。
来年から1年かけて大陸横断マラソンチャレンジに出発する友人の誕生日を祝う。
馬鹿な冗談を言い合いワイワイと時間を共にした人達のなかには なにげにフランスマラソン界歴代のチャンピオンもいたりして交友関係にびっくりする。


          



午後は表彰式。
参加賞抽選会でスキーパッケージツアーが当たるも、使えないのでバースデーボーイに譲る。



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