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    コスタル-パシフィコ-ヴィニャ-デルマール マラソン



12月2日 レニャカからバスで42.195キロ離れたスタート地点へ行き、そこから戻ってくるフルマラソン





       「えぇ。 充分、気がすみましたとも」
                                (長文でっせ)





       まずはマラソン前日のゼッケンピックアップ、エキスポの模様
         
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前夜スタートのサンチアゴ-バルパレソ130キロウルトラマラソン中に ランナー集団に車が突っ込み3名死亡、5名意識不明の重傷という痛ましいアクシデントが起こった直後で、エキスポ会場内は少し沈んでいた。



起床3時45分。夏のビニャデルマールの週末はお祭り騒ぎ。
当然、夜通し音楽が鳴り響いていたので睡眠はイマイチ。(風邪のお陰で散々寝たからいいんだけど)

午前5時半、用意されたバスでスタート地点に向かう。
ビニャからバスの出るレニャカまでは自分達で行かねばならぬのでエキスポで知り合ったアメリカ人女性とタクシーを割り勘。四人で記念写真。



コースはワインディング、ローリングヒル、くねくねアップダウンの郊外の道をひたすら30キロ走ると やっとコースト(海岸に出る)。

とても気持ちのよい 素晴らしいコースだった。

もちろん 走り甲斐の充分あるコース。




        
       スタート直前(左)     と   多分最初の給水5キロ地点(右)


給水は5キロ毎。沿道の応援はほとんどなし。CONCONコンコンという町に入るまで民家はほぼゼロ。
        




タクシーをシェアしたアメリカンガールは奴豚と一緒に軽快なステップ。3時間42分がベストタイムという彼女、このマラソンではサブ4を目指して力走中。

もう一人の女性は 今回3分30秒走り30秒歩くというパターンを最後迄続ける作戦。足へのダメージが少ないそうだ。サブ5狙い。

余程強い気持ちでいないと 歩いた後に走り出すのが辛くなりそうだと思うが、特に終盤、牛美には合わなさそうな作戦。…う~む。どうせあとで抜かされるだろうが。


      
     牛美も15キロあたりまでは身も心も軽くリズミカルに刻んでいた。

100キロ走るとしたらきっとこんなペースでスタートするんじゃないかな?と勝手に想像してゆっくりながらも順調であった。

         



   ハーフ通過ゲート。

まだ元気で、手元の時計では2時間24分だったかな?それほどひどくないじゃん。
だいたい、このあたりで予想終了タイムは想像ついた。

  まだまだ気がすみませんよ、これからこれから。


      

コスタル(海沿い)パシフィックとはいっても、海に出会えるのは30キロ過ぎだ。

長い砂丘の壁を越すとやっと待ちに待った南太平洋が視界に飛びこんでくる。
ここ迄いくつもの丘を超えカーブを曲がり、あの先は海かな?まだかな? ……。と期待して、、、
      海が見える迄、、、と頑張ってきたんだ。
   
         待ってたよ、海。 爽やかで清々しく嬉しい。




全身を優しく冷やす海風にそっと押されながら、重い足を引きずる。

   ペリカンが沢山






コンコンの小さい街並は止まらずなんとか通過。

歩いてるんだか走ってるんだか大差ない速度だと 道行く人も応援して良いもんか、黙ってやり過ごした方がいいのか、気の毒そうな表情の人達の前を黙って靴を引きずる音をズリズリたてて通り過ぎる。



35キロを過ぎ、止まってストレッチしていると背後から助っ人現る。。。

気が済んだわけではなく、そ~と~足にきていたのでストレッチでもしてみるかぁと思ったのだが、背の高い中年の男性が「バモスバモス(ほれ、行こうや)」と促してくれたのだ。「はぁー、ま、ぼちぼちいきまんがな。」と笑顔でやり過ごそうと思うものの、セニョールは振り向いて手招きをやめないので、すまなくなって走り出した。

      
   この灯台も(左)この入江も(右)セニョールの背中を追いながら超えてきた。

ゼッケンをつけていなかったので バンディット(飛び入り参加)か、朝のジョギング中だったのか、35キロから40キロ地点まで 後ろの牛美を振り返りながら、時折 水を差し出してくれながら、ゴールはあの突端を回った先だよ、あと数キロだよと 手招きをして 伴走してくれた。



40キロ、なんとかここ迄来たなぁ。

気温高く、快晴の空は澄み高く、海風は爽やかに涼しく、なんて素晴らしい日曜日だろう。

ここまで来たからには 行くしかないっしょ、と それを察したのか、伴走のセニョールは指を二本立てて、二キロという意味だったのか ピ-スサインだったのか… 爽やかに笑って牛美の背を押し何処かへ去って行った…



   アザラシ達の声が響いてくる

なんと12キロも足を引きずってきたんだ。
トレーニングなしで どこまで走れるかと楽しみにスタートしたわけだが、ハーフなら問題なく走れても、やはりフルはいかんね。
予想通り 足がついてこなかった。不思議と辛いとは思わなかった。気が済むまで走ろうという思いが常に気持ちを上向きにしてくれた。


      

その頃 奴豚は ずっと前にフィニッシュして、海岸へ行ったりランナー達と話したり、メダル係りの綺麗なお嬢さん達と写真撮ったりしていたワケだ。奴豚4時間19分

      


フィニッシュまで500メートル地点

力走とは言えないが、辛うじて走ってますって姿勢。

奴豚が待ちくたびれて見にきたが、「少し歩いたら?」とか「水飲む?」とか、何とかやっとの思いで足を前に出すだけで必死のワタシに 横からグダグダ言わないでくれよ。
セニョールは一言も言わず 5キロも引っ張ってくれたのに。
やっぱり「男は黙ってサッポロビール」でしょう。 (知ってる?このコマーシャル)


      

     やっと終わった。歩くとかえって足がつる。。5時間23分57秒。 ふぅ
   もう今日のところはこれくらいにしておくか~。 充分に気がすんだ。


辛くなるのは覚悟のうえでスタートしたが、いやはや、予想通りの展開に予想通りのタイム。リタイアせず走れたから満足!



3分30秒 走+ 30秒歩 で リズミカルに牛美を抜いていった彼女と。

この後、ただのマッサージを受け、一緒にランチで祝杯をあげ 別れた。




帰宅後 シャワー浴びて横になったら 急に吐き気と悪寒。鎮痛薬を飲み布団に包まってベッドに引っくり返っているうち眠った。目覚めると2時半。気分は良くなっていた。
実家へメールを入れ、また泥の様に眠りの底へ。。。

準備が整わずにフルマラソンは あとのダメージも結構来ますわ~。

そんな事言いながらも、素晴らしいコースでマラソンは楽しいと思いながら走ったいい一日だった。
トレーニングしていたら、もっとずっと楽しいんだがね。




病床からいきなりマラソン走ったかと思えば またベッドに逆戻り。



絵文字で表すとこんな感じ。。。




風邪ぶり返して完璧にノックアウト状態。極端な性格なもんで…




一週間ぶりにベッドを出て外の空気を吸う事が出来るようになった。
発作のように襲ってくる夜明けの空咳が続き、満足に睡眠取れず、ぐったり疲れた一週間だったが、ようやく睡眠が確保でき、気力も体力も戻ってきた。やれやれ…

ビニャデルマールに来てマラソン以外何の観光もしていない。
世界遺産のバルパレイソへも行っていないし、フィッシュマーケットもまだだ。あれ程 鮮魚を心待ちにしてやって来たというのにだ。

21日にサンチアゴへ戻る予定を大幅変更してこの街で新年を迎える事にした。
ギネスブックに載る豪華絢爛新年を祝う花火も見てやる。鮮魚を仕入れて刺身や焼き魚もしてやるぞ。
予定外の長期滞在になったビニャデルマールである。




随分と長期間患ってしまった。風邪薬が効かない風邪だった。....... もとから風邪ではなかったのかもしれぬ。まだ咳が出るのが鬱陶しい。

それでもほぼ健康体に戻ったので12月13日、サンチアゴへ日帰り。

正月を過ごすために予約していたアパートを解約したので手付金の引き取りをかねて散策してきた。
主となる観光名所は既に回ってしまっていたので、クリスマスが近づく街のウキウキ賑わいぶりを楽しんできた。大都会はクリスマス一色に染まっていた。包装紙を売る屋台も沢山、よほどプレゼントを贈るんだね、みんな。そういえば、ウチにもひとりいたっけ、クリスマスイブに誕生日を迎える豚が…


帰路のバス車中で、大都会のスモッグを離れ 丘を越え森を抜け、ビニャの海に近づくと真っ青な空が見えて、「あぁ帰ってきたなぁ」とそんな和やかな気持ちにさせてくれる。年末ここに滞在する事にして正解だったなぁ。



12月14日、世界遺産のバルパレイソを散歩。

う~~~~ん、どこのどんな部分が世界遺産なんだ? 街並み?
疑問だ。何を後世に遺したいんだ? よくわからない。
間違った地域を歩いているんだろうか? バルパレイソの魅力のカケラも認められず戻ってきた。後日ネットで調べで出直してみよう。





12月18日

2日にマラソン走ってすぐ風邪で臥せったので、せっかくのヴィニャデルマール・ヴァルパレイソ 生活の最も楽しい部分をこれっぽっちも堪能出来ずにいた。
無駄にした日々を取り返せねばねと隣町レニャカへ散歩し 海洋保護地区でアシカや海鳥達を眺め、ショッピングセンターでクリスマス気分を満喫し、スーパーをはしごして米酢や粉わさびを仕入れて いざ万全の体制で魚市場へ繰り出す

             

午前9時、港の場外売り場に ど~だ! てな具合に沢山の店が並んでいた。




どのスタンドも採りたての鮮魚、貝、蟹や海老がたんまり積み上げてある。

カモメの大群、ペリカンも負けてない。






海沿いの柵の向こうにはでっぷり太った象アザラシがどっで~~んと巨体を横たえている。

スタンドから飛んでくる魚の頭を目にも留まらぬ素早さでキャッチ! 音を立てて丸飲み、満足げにゲップ! くっさ~~~、口臭、臭過ぎだよ。
巨体をゆっさゆっさゆすって移動しながら飛んでくる魚の頭を機敏に咥える。運動神経いいねぇ。。


跳び上がって噛みつかれるから柵から手を出しちゃいかんよとスタンドの漁師さん達が教えてくれる。

      魚の頭 勝手に持って行って いいよ だって。

魚買いに来たんだか、アザラシの餌付けに来たんだか。。。象アザラシに爪があるって初めて知ったわい。

      


さて、どれを買おうか。。。 う~~ん 核家族ってこういう時 残念。中華料理も同様に人数が少ないと少量しか買えないからなぁ。


というわけで一点買いにした。

小ぶりの鮭とハマグリに似た二枚貝を1キロ。鮭は皮を履いで三枚におろしてもらった。楽でいいね。

お値段は鮭が700円で貝125円。これで二日は楽しめる。ルン!




あ~ぁ、今迄 物凄く時間を無駄にしてた気がして悔しい。
俄然 楽しくなったビニャデルマール滞在である。

写真右は魚市場(港)からヴァルパレイソを望んだところ。



12月19日 珍しく終日雨。

排水溝のない道路には雨水がたまりに溜まって川になっていた。

映画 「SKYFALL」(スカイフォール) 007ですね、を見てきた。
この映画を見に行く時は 遅刻してはいけませんよ、オープニングが恰好いいんだ。
ダニエル・クレイグがボンドに抜擢された時は、軽そうで力不足では?と思ったのだが 全作見てきたが 蒲鉾に化けたね。ボンドガールとの絡みのシーンはしっくりしないが、真面目で潔癖、仕事人の雰囲気を持ったボンド。この人私生活でも、真面目でいい人なんじゃないかなと思う。



12月20日   久しぶりにジョギング。

ヴァルパレイソのバスターミナルまで7.5キロだけ。
筋肉がなまったのがよーく分かった。喉を労わって鼻呼吸、息が上がらないゆっくりペースで海沿いを走った。
アシカがジャンプしている姿をしばし眺める。到底上がれなさそうな高さの岩場めがけて、勢いつけて飛び上がっている。手が届いた!  見学者から拍手。


すっかり身体がなまってしまった。
もともと強靭な肉体でも鍛え上げられた筋肉でもなし、チラッと張り付いていた薄い筋肉はタダの肉に戻ってしまった。

またイチからやりなおし。ジョギング再開するも、走りながら見る景色がスローモーションのようだ。足は前に出してるつもりだがちっとも前に進んで行かずじれったい。ノロくて自分で笑ってしまう。
年取るってこうゆう事か。維持するのは大変だ。



12月22日のクリスマスハッシュランに参加。

わざわざサンチアゴまでお出掛け。   奴豚は心底ハッシュが好きらしい。。。
知り合ったハッシュ仲間の車に便乗させてもらい、その夜はエル・キスコの彼等の家に泊めてもらった。

クリスマスハッシュ会場は郊外の邸宅。近郊の野山を走るコースだった。クリスマス休暇中とあって参加者 少な~~~。
ランナーは今日がお初ハッシュというカナダ出身の男性と我々、三名のみ。あとは皆さんワンカー(ウォーカーのこと)でビールぐびぐび。




   まずはお決まり 準備体操から。






   R は ランナー

   W は ワンカー(ウォーカー)




     クリスマスなんで 赤い帽子はお約束。
      頭に熱が溜って暑いって。。。
 
    それでも前半はトップを独走。



             


         チェックポイントで記念撮影。








      
先導犬は少女の飼い犬。後方で走るのを止めた少女に気付き、彼女の元へすっとんで戻って行った。まったく犬ってヤツは。。。なんて素晴らしいんだろう。。。




後半はノッパラの上り坂が続き、トップから脱落。



ビールチェック(コース途中のビールストップ)でくつろぐメンバー達。

暑い日であった。



戻って会合。お決まりのビール会。運転する人用にノンアルコールも準備あり。


      クリスマスハッシュ恒例、プレゼント争奪戦の始まり。
  

     おあとは BBQ で〆なり。


サンチアゴハッシュの皆さん、ありがとう。
Thank you Santiago Hashers!
                 奴豚作成クリスマスハッシュYoutubeはこちら




12月23日

昨夜のクリスマスハッシュ後、ハッシャー仲間の家に泊めてもらった。

サンチアゴから車で約1時間半。
バルパレイソよりも南に下ったところにある エル・キスコと言う名の小さなリゾート。
海岸沿いに道が通じていれば ほんの30分程度で行けるかもしれない距離なのだが、道がないのでヴィナ・デルマールからは意外と近くて遠い場所である。

6匹の犬と2匹の猫達と暮らすカナダ出身の彼等の家は海を見下ろす高台の静かで贅沢な場所にあった。

      


          ワンちゃん達と海辺の散歩。

チリでのリタイア生活もなかなかいいかもしれぬと思った日だった。

   彼等の隣は売り家だって。。。ふぅむ。。。

      エル・キスコ なかなか良いぞ。






12月24日 昼間ひとりで5キロ程度の軽ジョギング。


  本日は奴豚の誕生日。世間ではクリスマスイブという。


アパートでささやかに夕食と小さめのケーキで祝う。
チリはワインもスパークリングワインもお安く嬉しい。
(因にワインは200円、スパークリングは500円程度のもので充分美味しい)


12月25日 朝っぱらから部屋の呼び鈴をならす輩あり。6時半にリンリン押すな。。。誰? 無視して寝ていた。もしかしてサンタクロース???

  午後ジョギング12キロ。ちと疲れる。。。



12月26日 映画 Hope Springs (ホープスプリングス)を見に行く。日本公開は未定か? メリル・ストリープ、トミー・リージョーンズが夫婦役。なかなか面白かった。
        カップル間の心のスレ違いに効くかな??


12月27日 奴豚体調不良。南米に来て以来 ずっと引きずっている花粉症だかアレルギーだか原因不明の掻痒感と胃腸の痛み。

夕方 気分が良くなったようなので 隣町レニャカで開催の海岸特設ステージでのクラシックコンサートを聞きに。海に沈み行く夕日と波の音をバックに聞くクラシック曲の数々、なかなか粋な計らい。



12月28日 重い腰をあげやっと病院へ行く気になった奴豚。
ブエノスアイレスでも血液検査してもらったが、その時の検査結果持参で総合病院の緊急へ。検査と点滴。

結果は立派にアレルギーと判明。ややこしい病でなくて良かった良かったと喜び カジノへ繰り出す。
「のど元過ぎると熱さ忘れる」とは奴のことを言うなり。極端な性格だよなぁ。。。




12月29日 昼 バルパレイソへジョギング。


往復約15キロのジョギングの予定が......

思いがけず途中の魚市場で鮭を一匹買ってしまい 
  牛美だけ2.5キロの魚ぶら下げてバスで帰宅なり。

お陰でジョギングは9キロ程度でストップ。

曇りで涼しいお陰で走るのも楽だった。



  早速下ごしらえ。


      手つきはぎこちないですが。。。








   ……。……。でもってこんなん出来ました。

まずは半身をオーブンで野菜と一緒に焼いて いただきまーす。



          あと二日で今年も終わりかぁ。





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