2014/10/24 11:48:39
昨夜は ティハールの祭の 女神ラクシュミーを迎え入れる行事。
停電で暗い夜の町並み。
いつもは 容赦なくすっ飛ばす バイクやタクシーも 今宵は通らない 静かな道路に
ほのかにオイルランプの小さな皿が ぽつんぽつん と 灯っている。
家々の前には おもいおもいの曼荼羅が描かれ マリーゴールドの花で飾られて、ランプの灯りは 敷地内へと 迎え入れるように連なっている。
ある方のブログに写真が載っています (スミマセン、無断 貼り付けしました)
まだほの明るい夕刻には 子供達が 祭りの嬉々とした雰囲気に浮かれ 皆で歌いならが駆け回っていた。
遠い昔、提灯をさげて近所を歩き回った夏祭りのことを思い出した。
ネパールに来ると いつも古き良き昔のことを思い出すのだ。
夜が深まり 大人達が集い 家々の庭で女性は衣裳を身に纏い 歌と手拍子に合わせて 踊っていた。男性陣の踊りは 無骨、女性はしなやかな動きであった。
あちらこちらから歌声に合わせて 手拍子と歓声が湧いていた。
みんな 歌 上手いじゃないか。
良い宵 であった。
こちらは 今朝のミラ。

決して 強気には出ないが、
さりげなくテーブルの横で
皿から何か こぼれ落ちてこないか、
万が一、お裾分けをくれる気になったりしないか、と
静かに一途に 存在を主張している。

ミラ 「やっぱり 駄目ですかね?」
牛美 「 待つだけ無駄です」