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Western Pacific Half Marathon              

4月16日(土)時差ボケは続いている。午前4時半にならないと眠りにつけないのだが ハーフマラソンの為に6時起き。
オークランド(サンフランシスコ対岸)の州立公園まで車で約1時間。

今日は奴豚だけレースに参戦。

牛美は 参加費が60ドルだったのでケチって見学、(体育の時間の見学って懐かしいなぁ)いや、見学はしないが 公園内だから勝手にひとりで走ることにした。

奴豚はレース参加に闘志を燃やしているかもしれないが、牛美は別に毎週レースしなくても練習なら自分でするわい、と思った訳。
ローカルレースの参加費は40ドルまでならオッケーだな、というのが持論。


   

サンノゼは快晴でも オークランドやサンフランシスコはいつも低く雲がたれ込めていて気温も低い。今朝も曇り。風がないぶん寒くはないが、まだ眠い。。。

奴豚を送り出して、勝手に湖の周りを走ることにした。


        

レースの邪魔にならないよう 道の端っこを走っていた。レースコースと逆行して ランナーに声援を送りながら軽快にジョギング。

1時間10分経過して そろそろやめようかと思った頃に奴豚が前から来るのが見えた。

伴走しようと回れ右。ついていこうとするも奴豚に引き離される。 
あれあれ。。。   悔しいじゃない? 

あっちのほうが20分は余計に走っているのについていけないなんて、と 必死で追いかけた。

トップスピードで追いかけているのに追いつけない。。。と、その私を追いかけてくる気配に気付いた。

少し前に追い抜いた女性が私の背後にピッタリつけてくる。抜かれぬよう速度をあげると 苦しい息づかいがすぐ後ろを追いかけてきた。
はじめは意地で「やーめた」と抜けるわけにいかなくなった。
こっちがレースに参加していないことなど関係なく、ともかく『この人のペースについて行こう』と決めた彼女の気持ちが分かるだけに、今更途中で辞めるわけにいかない。走る人には分かるだろう、この気持ち。
ラストで食らいついて行きたい時、誰かの背を追うことにより"何くそ筋"のパワーを炸裂させる時、その背中が無くなっては気力が失せてしまうだろう。(でもない?)


最後の給水ポイント、レースに参加していない牛美は素通りする。後ろの彼女はカップを受け取ったようだ。差が広がるが根性で挽回してくる。背後にピタリと戻ってきた。
もうこうなると「彼女をフィニッシュまでこのままのペースで送り届けたい」という不思議な責任感である。
まさかこんな展開になるとは思ってもいなかったので、前半のジョギングでかなりペースを上げてしまっていた牛美もすでに息があがっているが、背後の苦しそうな息づかいが気になって振り向いた。こちらよりは遥かに若い女性であったが、食らいつきの根性に感激し、「あと少し!もっと速く!」と声をかけた。判ったと頷く彼女を伴走してフィニッシュラインまで送り届けた。
その彼女、年齢別でメダルを獲得したようだ。

レースで走るより、よっぽど自分の為になった、有意義な朝だった。


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