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バリを初めて訪れると、必ずと言っていいほど バリの持つ神がかり的、スピリチュアルムードに惹かれ、気候も含め のんびりした平和な雰囲気と水田や水牛の姿に心を奪われる。
が、観光客を卒業し、少し慣れてローカルの知り合いが出来始めると 次第に色々なマークが自分の中に生まれてくる。


バリ島はインドネシアにあって 唯一ヒンズー教の島である。
バリヒンズーのカースト制度はインドのそれよりは階級差がマイルドで、下位の者が上位の者に触れることすら許されないというほどではない。

それでも、下位階級に生まれついたものは一生それを受け入れて生きる。来世で上の階級に生まれ変われるよう得を積む。真面目に働き正直に生を全うすれば来世は良くなるかもしれない。


      来世? ? ?    そーんな先の話…




自分が無宗教で 実家の宗派すら知らずとも誰にも後指さされず生きていける国に生まれつくと、そんな星の下に生まれる人生が不公平で理解に困る。





濁ったドブ川で入浴し洗濯する人達を見る。海外からの旅行者が彼らの年収より高い食事をしている。街には観光客目当ての高級ブティックが立ち並び、各国の高級食材が並ぶ。自国より安いと散財している外国人と、己の島に住みながらそれらとは一生縁のないローカルの人々のギャップの大きさに疑問を持つのだ。
海外マネーが流入しなければ、この島はこうはならなかったと思うと申し訳なくなる。この島をこんな風にしてしまったのは自分にも責任の一端があると。。
お陰である日、すっかりバリ嫌いになってしまったのだった。



そんな気持ちを 半分バリニーズになってしまった兄に今回の帰国中に話したところ、バリはそれでいいのだと言う。
海外マネーが島を潤せばそれはそれでいいのだと。。。たとえ均一にお金が落ちなくても。
カースト制度が公平である必要はなく、そんなことにいちいちナイーブになることは全くないのだと。。。
我なりに反論もあったが、今回そう言われて 少し気が軽くなり、バリ嫌いに多少の変化があった。





  努力次第で現世を変えられる可能性を持てる国に生まれて
    つくづく良かったなぁと思うバリの夜。









【No title】
単に貧富格差というのではなく、どう頑張っても抜け出せない生まれながらに決められた運命(というか 人として 上下があるという文化)が ひっかかります。
貧しくても、やればやっただけ成果を得られるなら まだ報われる気がするんですが。。。
そこがカンボジアなんかと違うところです。
【貨幣価値の差、給与の差】
似たような事がフィリピンでもあります。仕事に関しては私は決して他の人よりすぐれている訳ではなく、走る=健康維持を理由にサボってばかりいる、文字通り不良中年。レース参加の頻度、練習参加の頻度はFBで報告の通り(笑)ただし、日本人であるが故、給与のベースが高い。一回の食事が現地の方の年収になることは流石にないけれど、やはり高いものを平気で購入する傾向はあります。そんなんで良いのかと・・・確かにこれを考えると鬱になりそうです。
私のランニングを指導してくれるコーチですが、彼女の給与は恐らく私の3分の1以下。それでも能力は数十倍。食事だって現地食。それを考えると、日本人である僕はもっと必死になってついてゆかないと申し訳ない。
一方、日系の製造業の進出がもう10年以上前から進んでいるので、雇用促進という意味ではフィリピンという国にある程度は貢献している。それを通して現地の方の給与も少しずつあがっている。でも、微々たるもの。
いつか直接お会いできる機会があれば、じっくりお話してみたい議題です。
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