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フォークランド スタンリーマラソン


マラソンスタートは10時。スタート/フィニッシュ地点は宿から徒歩3分の銀行駐車場。



6時起床 7時に朝食。朝8時半からゼッケン引取り。

銀行の窓口がゼッケン引取り口。普段は行内 写真不可だが、お許しを得て恒例のゼッケン受取り撮影。



個人の部参加は46名、女子は7名とな。。。
上位3位まで賞金あり。頭の片隅にチラリと意識する。が、変な欲を出すのは終盤までお預けしよう。




チームリレー参加が多いようで銀行の周りには人が沢山。

お互いの検討を祈ったあと、一旦宿へ戻り スタート前の説明会に出直した。





知事も参加のマラソン大会は曇り空の下、長袖一枚では寒いかな?と思う程度の気温の中をスタート。

銀行の周りを二周してから西の丘へ向う。




フォークランドマラソンは公式コースとして認定されている地球上最南端のマラソンである。(南極マラソンは距離が公式認定されていない)というわけで、7大陸マラソンを制覇するにはフォークランドを走る必要がある。今日は奴豚 長年のプロジェクト 7大陸マラソンに王手をかける記念すべき日なのだ。


コース取り自体はあまり面白くない。

同じ場所を何度も回るというのは好みではないが、舗装路であること、並びに厳しいフォークランドの気象状況下 及びボランティアのエイドステーション配置を考慮すれば他にコース取りがないのであろう。

なんせ、参加費やTシャツの売り上げ等全てが目の不自由な人達へのチャリティーに回るのだから、皆 手弁当ボランティアである。



天気予報通り、昼頃までは風が穏やかであった。

3時間以内に完走出来るランナーならば 今日は風の影響はほぼ受けずに終われるであろう。




ワタクシの場合、前半はいつもながら身も心も軽やか。笑顔ニカニカで快走。
女子の1位2位は俊足の若い二人で独走状態だったので、3位争いに加わる。なんで初っ端からデッドヒートなんだ?と思うほど闘争心むき出しのスペイン人ランナーの煽りをかわして4位をキープしながら 後半に突入。

途中で奴豚とすれ違う度、「奥さん 4番目」とプレッシャーをかけられる。わかってるわい、こっちだって一生懸命走っとるんじゃ!



予報通り 午後風が吹き始めた。

上り坂に向かい風で くじけそうになるが、走れ!走れ! と 叱咤する。



すぐ前を行く 現時点で 3位のイギリス人女性が折り返してきて、差を確認。追いつけない距離ではない。折り返して今度は下り坂追い風、絶好のチャンスと思ったところで左の腿がつる。「今かい?」大いに焦る。伸ばして、だましだまし走り出す。大丈夫だ。
数十メートル行ったところで 今度は右足がつる。交互かい。「頼むよ、なんでつるんだ?今はやめてくれ~」水もスポーツドリンクも十分与えていただろうに?今まで足なんてつったことなかったぞ。
つった部分を無理やり伸ばして、よし走れる、行けるぞ。


3位との差が取り返しのつかないほどついてしまった。賞金の夢はここで崩れる。ちゃんと完走しよう。



徐々に風の影響を受け始め、上り坂がきつくてエイドステーションで貰ったルコゼ(スポーツドリンク)を飲み飲み少し歩いた。「Down hill soon」と励まされて走り出す。


      


町に戻って急に沿道の応援を受ける。フィニッシュラインが見えるがまだ終わりではない。フィニッシュを横目で見ながらもう一度町の西の丘へと向かうのである。これは精神的に辛い。
頼むからフィニッシュラインが見えたら終わりというコース取りにして欲しい。ここで一気に気持ちが萎えてしまった。軟弱者。



距離をしめす印が理解出来なかったお陰でレース中、速度と距離の感覚が全くつかめなかった。
この先フィニッシュまで何キロ残っているのか 見当もつかないが、と言って知ったところで何かが変わるわけでもなさそうで、時計を確かめることもせずにいた。



あとから思えば前半はハイペースだったような気がする。行ける気がしたんだからそれはそれでいい。後半に力が出るようなトレーニングが必要だよなぁ。要するに距離を走っていないってこったぁね。



残り1マイル、と言われて 初めてマイル表示だった事を知る。


チームリレーの表示と3キロファンランの表示がごちゃごちゃ。しかも同じコースを巡回したせいで、距離表示ボードが理解出来なかった。だいたい、コース自体、こっちか? どっちだ?と ひと気の無い道路上で前後をキョロキョロして不安になっていたくらいだから。

最近のランナーは皆、高性能の時計やGPS持参で走っているからコース距離表示なんて見なくてもいいのだろう。




さて、残り1マイル。気力で頑張れる距離には限度がある。
禁酒解禁を頭に描いて、終盤は歯を食いしばって頑張ったが、丁度気持ちが萎えた時に抜かされ5位に脱落したところで気力も消沈。開き直って一息いれてしまった。ウエストポーチからビスケットを取り出し歩きながら味わって食べた。水で流し込みよっこらしょとゴールを目指して走った。


強い風の中、奴豚とアレックスが凍えながらフィニッシュで迎えてくれた。

         手元の時計で4時間53分。
         アレックスは自己ベストの4時間13分。
         奴豚は最後に疲れが出たのか4時間17分。

彼らはそれぞれ 大会始まって以来の 初のブラジル人、初のフランス人ランナーである。
去年日本人男性が参加していたので、牛美は初の日本人女性にはなる。
次に走る人は日本人のメンツにかけて 好記録を狙って頂きたい。1位賞金は16万円。旅費の足しにはなるでしょう。

心底疲れ、足も身体もガクガクで足を引きずり宿へと戻った。
足が痛くてシャワーが立ったまま浴びられない。バスタブに座って冷えた足の指先を温水でほぐす。低血圧の末端冷え性で、足や手の指先に血が通いにくい。


        



それでも今日の天気は幸運の好天だった。



昼までは無風に近く暖かく素晴らしい天気に恵まれた。風速40mの強風だってザラなんだ、ここは。
お天道さまに感謝のいい大会であった。

マラソンは走る前と終わった時が一番嬉しく楽しいのだ。走って良し、終って良し。

夕方4時からの表彰式にも参加し、宿で仮眠した後、一息ついて、パブへ繰り出した。





【No title】
いっぱいいっぱいでした。足りないのは〈根性〉です。
日記兼覚書ブログなので内容がくどいのはお許し下され。
そろそろ渡米?NYですね。よい旅を。
【No title】
詳報ありがとうございます。
ちょっと練習不足?
ちょっと燃料(エタノール)不足?
いずれにしても完走おめでとうございます。
ビッグサーでのご健闘を祈ります。
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