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喜び勇んでカハマルカに戻ったが滞在は二泊でリマ行きのプロペラ機に乗り込んだ。

南米で格安航空券を手配すると ほとんどの場合 往復購入が条件、片道の方が高い。で、飛行機に乗る為に戻ってきたのだ。


7時発、ラン航空のジェット機の隣に隠れるように並んでいるLCペルー機。そのあまりの小ささに愛着が湧く。(それにしてもあんな短い滑走路にジェット機が降りられるとは思いもしなかった。)
出発準備も搭乗手続きもすぐ済んで お先に失礼とばかりにラン航空を出し抜いて先に離陸。どーせ途中で抜かされるんだろうけど、あちらはジェットだもん。


プロペラ機の楽しみは飛行高度が低いので地上の景色が良く見えることではないだろうか?

8千メートル程の高さからペルーの山々を眺める。
すごい山々だ。さらに凄いのはその山の峰や尾根、急斜面に建つ家々。あーんな所に人が住めるのか? どんな暮らしなんだ? 
水は、食料は、電気は、医療は、移動は、いったいどうしているんだろう?
         
(上の写真は比較的なだらかな山並み。墨絵のようだった。)




実は鳥人類なんじゃなかろうか。皆んな飛べるんだよ、きっと。
そう思っても不思議ではない高ーい山の上に家がある。驚いた。
あそこで生まれたら一生あそこで過ごすんだろうか。

家があるのは緑が生い茂る山だけで、岩ゴツゴツの枯山にはなかったから、雨水や湧き水が確保出来、家畜の餌になる植物も生えているのだろうが 厳しい暮らしに違いないだろう、と 感心していたら、機は定刻にリマに着いた。

ミラフローレス地区の宿へ。やっぱ 都会は楽だわ。

      

着々と整備がすすむ海沿いの大規模レジャーエリア 計画。道路やスタジアム、遊歩道にサイクリング道路、ジョギングコースやテニスコートに遊園地。あと数年でリマはすっかり垢抜けるだろう。

      



飛んで来た辺りの地形をGoogleマップで見ると、山を縫うように道が記されている。それも悪い冗談の様なグルグルギザギザ悪戯書きのような道。これじゃあ絶壁から谷底へ落ちる事故は絶えないだろう。
ニュースでバスの事故を知る。カハマルカに近い所だった。

さらに、チクライヨでペスト非常事態宣言が出されるようだ。
無理もないよ、下水がマンホールからあふれ出していたのだから。
今朝の腹下しが気にかかる。気の回し過ぎか。
最後まで我が柔腹は南米には順応しなかったなぁ。
17日に南米大陸から離陸。心底嬉しい。



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♂奴豚/牛美♀ 2007年からマラソンしながら世界放浪   山の基地の日本編も発信中

牛美と奴豚

Author:牛美と奴豚
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2007年からマラソンに出場し始めた夫奴豚と妻牛美の…
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