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手術の出来ない癌だと医者は言った。
抗ガン剤治療で様子をみようと。2012年6月のことだった。


8月に顔を見た時、痩せたなぁと思ったが、気分が良いんだと聞いて安心した。治療の辛さを口にもしなかった。いつもの穏やかな笑顔だった。


それから。。。

ゆっくりと癌細胞は彼の力を奪っていった。

進行状態も残された時間も知りたくないと詳細を聞くことを拒んだ。心配かけたくないと親にも子供にも伏せていた。知っていたのはごく数人。


だんだん力が失せて行くんだ。。初めて弱気のメールだった。

別れの覚悟なんて、いったい、どこの、誰が、出来るんだ。



土曜日、子供達と庭で楽しい時間を過ごし、翌 日曜日、激痛に耐えられずに病院へ。
モルヒネを打たれしばし痛みから解放されたが、本人も思いも寄らなかったろうに、彼の心臓はギブアップした。
月曜日の朝、私達の大切な家族、奴豚の従兄弟のパスカルは静かに逝ってしまった。
5月6日のことだった。














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