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シンガポール

ネパールから来て、今まで感じたことのない気持ちになった。
以前は第二の故郷と呼んだ、ここ、シンガポールでだ。

シンガポールの友人がいつも口にするこの国の例えは「死刑のあるディズニーランド」。
違法ドラッグに厳しい国で、マレーシア共に税関で所持が見つかると死刑である。
昨年末、マリファナが合法化され、タバコ同様 市場で売られるようになったコロラド州と比べると 天と地の差である。お国柄とは誠に不思議なものだ。


さて、どんな気持ちになったかという話題に戻そう。
ガーデンシティと呼ばれる街には 緑があふれ鳥がさえずり、ゴミひとつ落ちていない綺麗に整えられた場所である。
30年前はこうではなかった。
今は、何もかもが整い過ぎているのである。
明らかな意図の元に作られた町並み、改築され保存された古い建物、延々と続く心地よい散歩道、平和で近代的な町並みは映画のセットである。
ディズニーランドのように、常に誰かがサッとゴミを拾って消えて行くのではないか? 黒子が隠れているのではないか、と思うほど。

道ゆく人が、ユニバーサルスタジオのエキストラに見えてくる。
そんな、現実離れした感覚を味わっていた。



何故だろう?? ネパールから来たからかな?

尚更、ネパールが人間臭く生々しい現実の世界に思えてくる。
苦しんだり傷ついたり嘆いたり喜んだり、生きている哀しみ喜びが混ざり合った出口のない曼荼羅のような国であったなぁとしみじみ感じている。

カトマンズの水や空気が汚染されていても、なんだか また舞い戻りたくなる不思議な場所である。



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